「部屋をつくらない」ユニークな間取りで暮らしを楽しむ、個性派リノベーション
ゼロリノベ (設計・施工)
窓から明るい日差しが入り開放的なキッチン＆ダイニング。一方リビングは壁に囲まれた、ちょっと薄暗いスペースに。光の加減がちょうどよく、プロジェクターの画面がよく見えるシアタールームとして大活躍しています。
DATA
間取り図
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
中古購入×リノベで、2人のこだわりを叶える
「家賃を払うよりマイホームを購入して資産として持っておいた方がいい」。家計を見直すなかで、そんなSNSの投稿を見たことをきっかけに、新居購入を考え始めた施主夫妻。こだわりが強い2人だったので、計画当初から建売などすでに出来上がっている家は候補から外していたのだそう。注文住宅の一軒家も話に出たものの、将来手放すことになった時にマンションの方が売りやすいのでは…と思い、中古マンション×リノベーションを選ぶことに。
自分たちの要望を整理してマンションを内見しつつ、いくつかのリノベ会社のセミナーにも参加。そこで出会ったゼロリノベに、気にいった物件の建物調査を依頼したところ、管理状態も良好であるとお墨付きをもらい、購入を決断。自分たちの知らないことや専門的な情報をしっかり教えてくれたことも信頼に繋がり、リノベーションを依頼することにしました。
セミナーの内容もリノベ会社の決め手に。「お金の考え方から家のつくり方、今後のお金の使い方まで納得がいきました」。
すっきりしたオープンな空間に遊び心を加えて
希望したのは、部屋をつくらないこと。細かく分かれていた間取りが、LDKや寝室、そしてバスルームまでがひと続きになる空間に生まれ変わっています。大きな窓のあるバルコニー側にはダイニング、その横にはアイランドキッチンを配置。対面の壁に囲まれたリビングにプロジェクターを取り付けてシアタールームとしました。個性的なレイアウトのLDKは夫妻のお気に入り。「リビングを部屋の中心にしたことで窓との距離がとれて光の加減がちょうどいいんです」。
窓側に設置することをリクエストしていたバスルームは、配管の関係で天井が低くなることが分かり断念。しかしドアを透明なガラスにし、その前のスペースを開放的な洗面室にすることで、イメージ通りの空間に仕立てています。
映画などを迫力満点の画面で楽しめるリビング。壁に囲まれているので昼間でも見やすく、大満足のコーナーになりました。
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ステンレスと白い扉を組み合わせたアイランドキッチンと丸テーブルのダイニングを並列に。
映像をゆっくり楽しめるよう大型のソファを配したリビング兼シアタールーム。
透明なガラスの扉で、開放感あふれるバスルームに。家に居ながらリゾートホテル気分を味わえます。
極力ものを置かない、シンプルな洗面脱衣室。小物のデザインや素材にもこだわって。
玄関横の寝室もオープンなつくり。好きなインテリアに囲まれて心地よく過ごせる場所に。
ホールを広くとり、家に入った時の景色を明るく開放的に。扉がないので屋外の光が玄関まで届きます。
シンプルな空間に、むき出しの配管や躯体現しなどインダストリアルな要素もプラス。
お気に入りの靴がライトアップされたウォークインクローゼット。2人の衣類がすっきり収まります。
トイレはスペースを広げて使い勝手をアップ。モノトーンでスタイリッシュにまとめました。
ビフォー・アフター
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リノベりす編集部コメント
間仕切りが少なく空間レイアウトが個性的な住まいですね。ガラス扉から屋外の心地よさを感じられるバスルームは、とても気持ちが良さそう。映画好きならこもり感のあるリビングも是非真似したいプランです。