アール壁でゆるやかに空間をつなぐ。北欧家具と自然が溶け合うワンルームリノベーション
ゼロリノベ (設計・施工)
北欧家具のモダンなデザインと木やコンクリートの素材感が響き合うインテリア。建築家アルヴァ・アアルトの自邸にインスピレーションを受けました。
DATA
間取り図
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
妻が働くリノベ会社で、物件探しからスタート
賃貸住宅に5年ほど住みながら「いつか家を買ってリノベしたい」と考えていた施主夫妻。物件を探していたものの、山も海も好きで、どこに住むかがなかなか定まらなかったのだそう。そのうち海のそばでのんびりくらしたいという思いが強くなり、そのタイミングで、ゼロリノベで働いていた妻が社内の営業担当に相談。自分たちで探した候補物件もありましたが、最終的には営業担当が提案した80平米超の中古マンションを選びました。
リノベーション全体のテーマは「家の中でも自然を感じられる“心地よさ”」。そして妻が心に思い描いていたのはフィンランドの建築家の住まいでした。「光や風、木や緑を感じられる空間が理想で、建築家アルヴァ・アアルトの自邸のように、クラシックな雰囲気とモダンな家具が調和している。そんなイメージが好きなんです」。家じゅうに光がまわるよう、できるだけ隔たりをつくらない間取りをリクエストしました。
リノベだからこそできる思い切ったプランに
イメージ通りの隔たりのないワンルームのなか、将来子どもができる可能性も考えて個室をつくる工夫もプラス。既存壁の内側に設けた壁で空間をひとまわり小さく囲み、窓側に「小さなブースのような空間」をつくりました。ダイニングとパントリー、脱衣室を区切るアールの壁は、意匠性だけでなく動線を整える効果も。キッチンは憧れの窓際よりも床の段差なしを優先し、今の場所に設置しました。
「おうちが大好きで、ずっと家にいても飽きません。扉がないのもストレスフリーで、家事もすごく楽です。正直、扉がほとんどない斬新な間取りに不安になることもありましたが、今のところ困ったことが本当にないんです。“住まいは実験”というスタンスで思い切ってやってみて良かったです。それに、自由なプランこそがリノベの醍醐味ですよね。収納も扉も必要になったらそのとき追加すればいいかなと思っています」と妻。一方、夫は「町の雰囲気も含めて、とても気に入っています。高い建物がないので空が広く感じられるんです。夜リラックスしたいときはレコードで音楽を流して、コーヒーを淹れて過ごすのが好きですね」。
そのほかの画像を見る
この事例のリノベーション会社情報をみる
ゼロリノベ
中心価格帯
対応エリア













リノベりす編集部コメント
どこにいても光や風を感じるワンルームですね。アール壁は空間同士をつなぐだけでなく、現在と将来をつなぐ大事な役割を担っていると思いました。北欧家具のデザインがコンクリートや木の内装でより引き立っています。