受け継いだ大切な家をリノベーション!グリーンで日常を彩って
住工房 (設計・施工)
DATA
長く暮らす家だから、シンプルで飽きないリノベーションを
同居をきっかけに、お互いが快適に過ごせる家へ
築40年の戸建て住宅に暮らすのは、50代夫妻と母の3人家族。もとは同じ敷地内に別々に暮らしていましたが「父が残した家を大切に、母と僕たち夫婦で暮らしたい」という夫の思いが募り、リノベーションを決意しました。
リノベーション前は、リビングとダイニングキッチンが廊下を隔てた場所に配置しており、家族の団らんが分断されてしまう間取りとなっていました。また、浴室・洗面所・トイレの水まわりがとても寒く、日々の暮らしで不便さを感じていたという。そこで2世帯が快適に暮らせるよう、間取りや内装を全面改装。リビングとダイニングキッチンがゆるやかにつながり、いつも家族の気配を感じられる住まいになりました。
好みのインテリアに囲まれながら、くつろぎの時間を満喫
リビングとダイニングキッチンをつないでいるのは、爽やかなグリーンの壁。夫妻の好きな色ということで、北欧をイメージして取り入れています。周囲の壁や天井、ドア枠などはホワイトで統一してすっきりと。リビングで目を引くテレビボードは、サイズや素材感を吟味してオーダーしました。あわせて深いブルーの家具や遊び心のあるタイルを組み込み、やさしく心地よい空間を演出しています。
「お友達が来てビックリしてたわね」と、妻が嬉しそうに話す一方、夫は「今までと違ってオシャレな部屋だから少し気を遣うね」とのこと。孫との交流が楽しみな母も「快適ですよ」と、顔がほころんでいます。父から受け継いだ大切な住まいは、3人の新しい暮らしにぴったりと寄り添っているようです。
MATERIAL
壁:クロス、タイル(トイレ一部)
リノベりす編集部コメント
築40年とは思えないほど、明るさと開放感が高まっていますね。リビングとダイニングキッチンに取り入れたグリーンのアクセントウォールが、印象深いインテリアをつくり出しています。またスペースをつなげることで、のびのびと暮らせる間取りになっています。