仕事場とくつろぎスペースの混在を解消。オン・オフを分けるリノベーション
マイリノbyグローバルベイス (設計・施工)
DATA
間取り図
内部構造までをすべてスケルトン化し、ゼロからの設計によるオーダーメイドリノベーションサービス
ワンルームからの住み替えで、リノベを前提に家を購入
在宅勤務が増え、引っ越しを考え始めたNさん夫妻。当時35平米のワンルームに住んでいたことから、仕事場とリラックスするスペースが混在し、ストレスを感じていたのだそう。そこでまず資産形成の勉強も兼ねて、マイリノbyグローバルベイスのオンラインセミナーに参加。マイホームが一気にリアルになり、中古物件×リノベーションに踏み切りました。
物件は通常勤務に戻ることも考え、2人の職場の中間エリアで探すことに。予算、立地ともに気に入ったマンションは、築49年と新しくはないものの、2020年に耐震補強工事を終えていました。管理体制がしっかりしていることも心強いと感じ、購入を決定。リノベーションにあたっては、SNSを駆使して集めたイメージに合うものをまずは担当のデザイナーにすべて伝え、その後予算内で収まるように相談しながら取捨選択していきました。
お互いを尊重したワークスペースと間取り
2人が一緒に、また思い思いにリラックスするリビングには、「優しい感じになるのでどうしても取り入れたかった」というアール壁を設置。隣の寝室と程よくつながる、シンプルな室内窓もプラスしました。ダイニングは作業動線がスムーズなサイドキッチンスタイルに。椅子でもソファでも、テレビを見ながらくつろげるレイアウトです。
以前の家ではビデオ会議の際、唯一の個室であるトイレで対応したこともあったというNさん。ワークスペースは夫妻それぞれ、離れた場所に用意しました。夫は書斎兼納戸を新たにプランし、専用のデスクや棚を設置。音などが気にならず、省スペースで快適な空間をつくっています。一方、妻のワークスペースは、キッチンの収納カウンターを延長した明るい場所に。テレビに背を向けるようにパソコンを置いて、視線を調整しています。
リノベりす編集部コメント
在宅勤務が増えるなか、夫妻それぞれにワークスペースをつくることで、場所も時間もメリハリがつきそうです。個室がなくても、間取りの工夫で快適な空間になっていますね。シンプルでホテルライクなインテリアにも個性が表れていると思います。