鉄骨造3階建て住宅をフルリノベ。LDKを広々と、収納も充実!
錬(れん) (設計・施工)
DATA
間取り図
色あせないモノづくりと、新たな価値を生み出すチカラは匠の業
オープンキッチンとつながる、家族団らんの場
3階建ての鉄骨造住宅をリノベーションしたOさん。築28年を迎えていましたが、建物の状態がよく、再利用できる建具や仕上げ材も多かったそう。もともと室内に和風庭園などがあり、ゆったりした設計だったので、のびやかな空間使いと上質な素材を生かしつつ、Oさんファミリーに寄り添う住まいに再構築しています。
暮らしの中心となるリビングは日当たりのよい2階に。柱や間仕切り壁のない、ほぼワンルームのLDKにすることで、家族が自然と集う空間となっています。キッチンの位置は変えず、カウンターやパントリーを追加して、家事がサクサク進むようプランニング。またオーダーメイドのキッチンカウンター越しにリビングまで見通せ、作業をしながらでもコミュニケーションが広がります。
個性的なクロスで彩る、収納たっぷりの住まい
1階から3階まで、各階に広い収納スペースを設けているOさんの住まい。既存のホームエレベーターを撤去し、その場所を有効活用することで、収納力がアップしています。新たに生まれた畳2枚分のスペースを、1階はシューズクローゼットと物入れに。2階は家族で使えるワークスペース、3階はファミリークローゼットに変更。さらに各階にあったトイレを減らし、パントリーも設けることができました。
余裕のある収納でスッキリした生活空間は、上質なナチュラル素材に囲まれ、配色の工夫で印象的な仕上がりに。例えばLDKは、オープンカウンターのブルーグレーが素敵なアクセント。また部屋ごとに、テーマカラーの壁紙を張り分け、楽しげな雰囲気を醸しています。
ビフォー・アフター
リノベりす編集部コメント
ホームエレベーターの撤去には費用も時間もかかりますが、思い切って実行したことで、各階にたっぷりの収納が確保できています。生活するスペースに、モノが出しっぱなしにならないのが嬉しいですね。部屋ごとに壁紙を変える仕掛けも、ワクワクしますね。