子どもの成長に合わせて間取りを変える。部屋数を増やしたマンションリノベ
スタイル イズ スティル リビング (設計・施工)
DATA
間取り図
ヒアリングからアフターフォローまで一貫して同一デザイナーが担当し、「真のオーダーメイド」を追求
ワンルームの子ども部屋を将来仕切れるプラン
外国人向けにつくられたヴィンテージマンション。もともとは、広々としたリビングダイニングと寝室、水まわりで構成されたシンプルな間取りでした。こちらに暮らすYさん夫妻は、そろそろ子ども部屋を設けたいとリノベーションを決意。兄妹の将来のことも考えて、フレキシブルな部屋をめざしました。
子ども部屋は気配が分かるよう、リビングのすぐ隣にレイアウト。まだ2人とも小さいため、2部屋分の大きさの1室を共用しています。成長するにつれて分けられるように間仕切り壁のための下地を施し、廊下側とリビング側にドアを設置。出入口には引き戸を採用して、閉めていてもつながりを遮断しないつくりになっています。
廊下を広くとって居心地のよいスタディコーナーに
2人の子どもにそれぞれ独立した個室をつくりつつ、部屋に閉じこもりっぱなしにならないよう、廊下にスタディスペースを配置。窓に向かって大きなデスクを設けたので、外の気持ちよさを感じながら勉強に取り組める空間になりました。
子ども部屋の増設とともに、リビングダイニングや寝室も、壁を漆喰にしたり収納を増やしたりと居心地をグッと高めたリノベーション。愛用してきた北欧家具にブルーの建具やタイルをコーディネートして、スタイリッシュな北欧スタイルに仕立てました。その後、さらに使いやすく、また統一感のあるインテリアにしようとキッチンとトイレの工事を追加しています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:既存
壁:漆喰
INSTRUMENTS
キッチン:カウンター交換、ベースキャビネット既存
リノベりす編集部コメント
仕切られた個室は寝室のみという1LDKでしたが、広いスペースを上手に分割し、2人分の子ども部屋を見事につくっています。スタディスペースが廊下にあることで、コミュニケーションをとりつつ集中できますね。