モノトーンが奏でるホテルライクなインテリア。リノベで手に入れた理想の住まい
たすかけ 吉祥寺ラボ (施工・プロデュース)
DATA
建築家や家具屋とコラボしたリノベで、「自分らしさ」「家族らしさ」を提案
色や配線の工夫で、すっきりとした空間に
賃貸住宅に暮らしながら、マイホームは好みの空間にしたいと思っていた夫妻。画一的な新築ではなく、中古×リノベを選択し、今までより広い住まいをめざして物件探しを開始しました。出合ったのは、2人暮らしに十分な78平米のマンション。ゆったりしたテラスやその効果で広がりを感じる部屋、さらに遮音性が高いことに魅了されたのだそう。
空間づくりのコンセプトは、ホテルライク。暮らしの中心となるリビングを中心に、家全体を都会的なモノトーンでまとめ、居心地よく整えています。リビングの壁一面には黒のブリックタイルを張り、テレビの配線を隠せるボードを設置。その他の壁や天井は白で統一し、テレビ横の本棚も白い柱のようなシンプルな形にすることで、すっきりした空間になりました。
優雅な暮らしを導き出す、収納スペースの充実
以前は家に入りきれないものを収納するために、トランクルームを借りていたという夫妻。そこで大容量の収納スペースをつくり、生活感のでるものはすっきり隠すことにしました。広くなったLDKには、3つの角に扉付きの棚をプラスし、日常的に使うものをアイテム別に収納。キッチンを移動して大きなパントリーを設け、ストック品や調理器具などを収めています。
さらに寝室と予備室に、収納とベッドを兼ねた小上がりを造作。板を持ち上げて上部から出し入れする部分には季節外のもの、手前の引き出しにはシーズン中の衣類をしまっています。また予備室の小上がりに畳を敷き、布団で寝られるようにしているので、下部は布団収納できるよう大きくとっています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:セラミックタイル(LDK、廊下)、塩ビ織物シート(ボロン/寝室・予備室)
壁:珪藻土・タイル(LDK)
INSTRUMENTS
キッチン:造作
洗面台:造作
リノベりす編集部コメント
ホテルのような気持ちのよい空間にするために、色やデザインを統一し、モダンなインテリアをつくり上げていますね。収納場所を増やしたことで生活空間が散らからず、すっきりとしたLDKが保たれています。