20/12/13 20:00 投稿
1位は「インダストリアルな個性派リノベ」|リノベーションランキング(2020年11月)
リノベのトレンド
2020年11月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。
今回は、屋外の心地よさを感じる家や、空間同士のつなぎ方を考えた動線プランに注目が集まりました。
1位:インダストリアル×ワンルームの個性派リノベ [マイリノbyグローバルベイス ]
第1位は、ニューヨークのSOHOのようなワンルームリノベーション。以前、カリフォルニアに住んでいたAさんは、今回のリノベーションで当時の雰囲気を再現。壁や扉をできるだけ取り払い、開放的な空間をつくりました。一か所だけ撤去できなかった間仕切りは、白く塗装しスクリーンとして活用。奥にウォークインクローゼットを配置することで、ちょうどよい目隠しにもなっています。インテリアは、コンクリートむき出しの天井や木のようなフロアタイルが印象的なインダストリアルスタイル。家具やキッチンにも無骨なデザインを程よい加減で取り入れています。
マイリノbyグローバルベイス 担当 今井 貴子さん
2位:豊かな森を堪能できる、居心地のよいリビングに [スタイル工房]
LDKを2階から1階に移動して、庭につながるリビングを手に入れたリノベーションが第2位。森に続くような庭が気に入った夫妻は、急傾斜地に建つ戸建てを購入。「非日常のプライベートリゾートを感じられる住まい」をめざして間取りを再構築しています。リビングから直接出られる庭には、広々としたウッドデッキを設置。キッチンからも近く、青空のもと朝食を楽しむこともできます。プライベートゾーンとなる、寝室→洗面脱衣室→ウォークインクローゼットを2階に集約したことで、上下移動の負担がなくなり、生活動線が快適に。リゾートのような心地よさとスムーズな日常、その両方を楽しんでいます。
3位:「今やらないとやれないこと」を優先する [湘南リフォーム ]
第3位は、子どもの成長に合わせ、これまで暮らしてきた家をリノベーションした事例。計画当初は、子ども部屋や衣類収納、使いやすい水まわりなど、気になる点をすべて解消するプランを希望。ところが予算内に収まらないことが分かり、後々工事が可能なユニットバス交換を除き、キッチンの移動など「今やらないとやれないこと」を優先することに。結果として、回遊動線でスペースをつなぐ家事ラクな間取りを叶えることができました。3wayが便利なクローゼットは、家族全員の衣類収納に加えて湿気がたまりにくい優れもの。広がりもプラスされ、開放感あふれる住まいに。
4位:水まわりの位置を入れ替えて、家事ラクに! [空間社]
2か所の室内窓で、光と風の通り道をつくった住まい。リビングと寝室の間には、開閉可能な大きな窓を取り付け、どこにいても家族の気配が伝わるように配慮。キッチン前のFIX窓は一番下をすりガラスにすることで、光を通しつつ手元を見えにくくしています。間取りは家事が同時進行できるプランを採用。洗面室と浴室の既存の位置を入れ替えて、料理しながら洗濯ができるだけでなく、忙しい朝の時間も動線が重ならないようにしています。Instagramや雑誌、Pinterestを駆使してイメージを膨らませたというインテリア。家具やクッションの一部はこだわりのオーダー品です。
5位:横にも縦にも広がりをもたせた贅沢な空間 [TSUDOU DESIGN STUDIO ]
リビングとガレージ、ウッドデッキがつながるオープンプラン。キャンプなどアウトドアが大好きなファミリーは、家に居ながら屋外の心地よさを感じたいとリノベーションを実施。1階を仕切りのない大空間に変更し、アイランドキッチンを中心にしたLDKをつくっています。ガレージに続く内階段の吹き抜けや駐車場のルーフテラスを設けることで開放感がさらにアップ。内階段を新たに設置したことで、キャンプ用品の出し入れもラクになりました。自然を好むファミリーらしく、積層フローリングやモルタル、木毛セメント板など、素材そのものを活かす内装材を選んでいます。
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