21/12/13 10:00 投稿
1位は「インダストリアルスタイル+愛犬」|リノベーションランキング(2021年11月)
リノベのトレンド
2021年11月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。1位は根強い人気のインダストリアルスタイルのリノベーション。部屋同士をつなげるプランや家族の気配を感じる家にも注目が集まりました。
1位:素材は甘さを排して、本格的なインダストリアルスタイルを表現[ハコリノベ ]
第1位は、むき出しの天井と壁、使い込まれたようなオーク無垢材にブラックのアイアンと、ラフな素材を駆使したンダストリアルな住まい。
キッチン・ダイニングのカウンターは節目のあるサーモウッド+工場ライクなステンレスで造作し、床の仕上げをモルタル風に。配管をあえて見せるなど、どこもかしこもカッコいい雰囲気でまとめられています。躯体以外を取り去るスケルトンリノベーションで生まれたのは、家の半分を占める広々としたLDK。その一角にはパーティションで仕切られたロフトを設け、愛犬がゆっくり過ごせるスペースもつくっています。
ハコリノベ デザイナー 小野 愛さん
お客様が大切に思うことはそれぞれ違うので、丁寧にカタチにする様に心がけています。
2位:つながりを大事にした広がりのある家[GLADDEN(グラデン) ]
暮らしの中心となるLDKと、寝室、洗面室をゆるやかにつなげたリノベーションが第2位。
個室として分けるのではなく、上部を開放した壁や曲線で構成されたR壁を使うことで、空間の広がりを感じさせています。部屋がつながることで、風通しはもちろん、家じゅうに光がまわり、住み心地がいっそう豊かになりました。
インテリアは、白を基調にモールディングを効果的に取り入れてエレガントな雰囲気に。品質と張り方にもこだわったというタイルをキッチンと洗面室に使い、真鍮の取っ手やゴールドの水栓金具で華やかさをプラスしています。
3位:壁や扉を無くして気配が伝わるつくりに[スタイル工房 ]
第3位は、家族の気配が自然に伝わる動線や間取りをつくったリノベーション。
在宅勤務が多い夫のための書斎は、リビングとは空間を分けて集中しやすくしているものの、オープンな壁や室内窓で完全な個室にならないよう工夫しています。
重たい印象だったダークブラウンの床は明るいメープル材のフローリングに変え、白い壁やアクセントクロスでナチュラルなインテリアに。掃除しやすいフロアタイルを張ったキッチンには、冷蔵庫や調理家電までおさまる大型のパントリーを設置。さらに、廊下からも使える回遊動線を取り入れるなど家事ストレスがフリーの住まいに。
4位:自分らしい家にするためにインスタグラムをフル活用!
賃貸で家賃を毎月払うならマイホームを購入した方がよいのではと、家探しをスタート。リノベ済み物件では「あと少し」が叶わず、中古マンションを自分たちでリノベーションすることにしました。
「どこにでもあるような一般的な家にはしたくない」と、理想の空間を見つけるためにインスタグラムを活用。画像を見てはイメージを膨らませ、やりたいことが明確になったことで、それらを効果的に取り入れることができました。キッチンとダイニングの配置といった間取りから、スイッチプレートなど細部まで吟味したことが、住み心地のよさにつながっています。
5位:あえて分割したワークスペースで仕事を気持ちよくこなす[マイリノbyグローバルベイス]
リモートワークが多くなったことを機に、中古マンションを購入してリノベーション。SNSで集めたイメージをもとに、担当デザイナーと予算内におさまるプランを練りました。
リビングには「優しい感じになるのでどうしても取り入れたかった」アール壁を設置。さらに隣室とつながり明るさを確保できる室内窓や、ソファでもテーブルでもテレビが見やすいサイドキッチンスタイルを採用し、くつろぎ感を高めています。
夫妻のワークスペースは仕事がしやすいよう別々に。夫は納戸を兼ねたクローズドな書斎、妻は収納カウンターを延長したリビングの窓際に配しています。
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