変形85㎡を3SLDKにして広々LDKと書斎を確保。特徴的な間取りを活かすリノベプラン
アレックス (設計・施工)
DATA
美しく幸せな空間を多くの人に創造する
家族のLDKと個々の部屋をバランスよく配置
四角形ではなく、斜めの壁もある変形間取りのマンション。こちらに暮らす施主ファミリーは、眺望が良く、日当たりや風通しに恵まれた角部屋だったことも気に入り、リノベーションを前提に購入しました。
特徴的な形を活かしながら、4人家族が生活しやすい間取りに変更。オープンなLDKと寝室、書斎、2つの子ども部屋をつくり、浴室や洗面室などの水まわりは使い勝手よくまとめています。家族が集まるLDKは、ひと続きにしてすっきりと心地よく。シンプルで余白があるため、窓から取り込む景色と相まって開放感がグッと高まりました。キッチンもつながるオープンプランを採用したことで、家族の気配が自然に伝わり、コミュニケーションも深まっています。シンプルにまとめつつ、レースの調光スクリーンや大理石でエレガントさもプラス
白を基調とする配色に、デザイン性のある家具を中心としたすっきりとしたクリーンなインテリア。肌触りのよいラグを配したり、鮮やかなグリーンを飾ったりして温かみを加え、穏やかな雰囲気も漂わせています。窓には調光タイプのロールスクリーンを使うことで、季節で表情を変える光を上手にコントロールしています。
玄関ホールの床材には大理石調の磨きタイル、壁には大判タイルを採用。大きなミラーを設置することで、広がりと統一感を生み出しました。寝室や子ども部屋にもシンプルで繊細なカーテンを使うなど、ホテルのような洗練された空間をつくり上げています。MATERIAL
床:磨きタイル(玄関ホール)
壁:タイル(玄関ホール)
INSTRUMENTS
浴室:TOTOユニットバス
洗面台:LIXILルミナス
リノベりす編集部コメント
色数を少なくすることで、シンプルで上品な住まいになっています。玄関は余分なものがない分、磨きタイルの素材感や家具が引き立ち、まるでホテルのよう。キッチンの収納には工夫があり、機能性もよいですね。