インテリアから照明計画まで施主がこだわり抜いた美しい住まい。モノトーンでまとめたマンションリノベ
アートリフォーム (設計・施工)
海外のインテリア雑誌の1ページのようなモダンなインテリア。白を基調としたシンプルな空間に、選び抜いた家具や照明、小物などが配されています。夫妻らしさがぎゅっと詰まったハイセンスな空間です。
DATA
間取り図
住まいのリアルな課題点に、女性プランナーがさまざまなニーズに合わせて柔軟に対応
自ら空間に手を加えてイメージ通りの住まいに
「もう少し広い家に住み替えたい」そんな思いを胸に、家づくりをスタートしたNさん夫妻。きっかけは2人の間に子どもが生まれ、のびのびと子育てしたいと考えたことでした。
リノベーションを前提に物件を探し、都内の築49年・90平米超のマンションを購入。設計・施工は、地域密着で豊富な実績のあるアートリフォームに依頼しました。
間取りのプランやインテリアデザインはNさん自らが手掛け、施工に必要なアイテムもNさんが中心になって選定。自分にとって心地よいものを集めて家全体をコーディネートして、2人の感性にフィットする住まいをつくり上げています。
リビングダイニングには間接照明を採用。シンプルでフラットな光の見え方はNさんがこだわったところです。カーテンを天井から吊るすための掘り込みもつくりました。
それぞれが仕事に集中できるワークスペース
リビングダイニングに隣接する部屋は、2人のワークスペースに。もともとの和室の襖を天井までのガラスの引き戸に変えることで、空間に連続性をもたせ、広々とした印象をつくりました。
ワークスペースは壁一面に本棚を造りつけ、それぞれのデスクを向かい合わせに配置。お互いに気を使わず仕事に集中できるよう、間にパーティションを立てています。
LDKやワークスペースは白を基調にしたモノトーンで統一。生活感のあまりない完成された印象の室内は、穏やかな自然光に包まれ、静謐で居心地のよい空間になっています。
建具は天井の高さをフルに使ったシンプルなデザイン。視線が抜ける仕切りによって実際の広さ以上の広がりが感じられます。
お互いの気配を感じつつ、自分の仕事に集中できるワークスペース。天井は吸音材のソーラトンで仕上げました。
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扉を閉じれば独立した部屋になり、開ければ広い空間に。
モノトーンの空間にスタイリッシュな家具が映えています。
キッチンの壁を凹ませてワインなどをディスプレイ収納。
明るく穏やかなピンクでまとめたベッドルーム。
使い勝手はそのままに、白い扉のキッチンに交換。
洗濯機上の水栓等を隠す扉は、エコカラットの色柄に合わせた特殊塗装。
白をベースにすることで洗練された空間に。
バスルームも床・壁・天井・浴槽すべて白をセレクト。
アートギャラリーの入り口のような玄関スペース。
ドライルームを設けて室内干しなどを快適に。
MATERIAL
床：挽板複層フローリング（ADワールド ノルド／LDK、ワークスペース、廊下）、複合フローリング（ミラタップ エベーロ／洋室、ドライルーム）
壁：タイル（ニッタイ ヨーク／洗面室、トイレ、玄関土間）、エコカラットプラスファインベース（LIXIL／洗面台）
建具：LIXIL ラフィス／リビングドア、YKK AP ファミット／ワークスペース、Panasonic ベリティス／その他
INSTRUMENTS
システムキッチン：ミラタップ クビレキッチン
カップボード：ミラタップ クビレキッチン
浴室：TOTO サザナ
洗面：造作
トイレ：TOTO レストパルF
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リノベりす編集部コメント
シンプルなデザインながら、ありきたりものがないカッコいい住まいだと思います。間接照明の光や天井からのカーテン、ガラスの間仕切りなど、家のあちこちにこだわりが見られます。クールさと開放感がミックスされてモダンな印象になっています。