中古の一戸建てをリデザイン。和洋折衷のアトリエ兼自宅にフルリノベーション
アズ建設 (設計・施工)
DATA
間取り図
こちらの事例はリノベりすの「リノベ会社紹介サービス(無料)」を利用してアドバイザーに相談し、実現されたお宅です。
紹介サービス アドバイザー:佐藤のコメント
依頼先の紹介のためのヒアリング等のやり取りは、メールにて翻訳ソフトをフル活用したのですが、お客さまのお人柄の良さや、ものづくりに対する熱い思いがとてもよく伝わりました。
やり取りを重ねる中で、言葉の壁がある中でも、このプロジェクトを成功させてほしい!そのサポートをしたい!という思いが強く芽生えました。
リノベーションの設計は、細かいニュアンスや、隠されたご要望のくみ取りなど、とても繊細なヒアリング技術が必要だと思っているのですが、言葉の壁があるお客さまの場合、その点の難易度がとても高くなります。
依頼先は、その点もクリアしてくれそうな経験豊富な2社をご紹介し、比較検討いただいたところ、アズ建設さんの施工事例のセンスに共感を得て、お繋ぎ・ご成約となりました。
アズ建設さんは、言葉の壁を乗り越えてお客さまと素晴らしいチームワークで素敵なリノベーションを行ってくださいました。
素敵なお客さまとアズ建設さんのお住まいづくりに関わらせていただき、感謝しております。
技術力の高さに定評、ライフスタイルに合わせたこだわりの詰まったリノベーションを提供
1階を居住スペース、2階をアトリエとゲストルームに
アーティストとしてグローバルに活躍している施主。日本に拠点をつくりたいと、都内の2階建て中古住宅を購入し、既存の間取りを活かしつつ全面的にリノベーションを行いました。
1階は、玄関を挟んで左右にLDKとベッドルーム、その奥に水まわりを配した居住スペースに。ベッドルームの隣りには広々とした収納部屋を配し、衣類や小物、生活用品をすっきり収めました。また、収納部屋を経由してベッドルームに入る動線にすることで、来客時にプライバシーを守れるようにしています。
2階はアトリエ兼ゲストを迎えるスペースに。屋根型をそのまま見せることで実際以上の広がりを演出し、人がたくさん集まったときの圧迫感をなくしました。
小屋裏収納はロフトに変え、軽やかなデザインの梯子を設置。アトリエとゲストルームは引き戸で仕切っていますが、ワンルームとして使うことも可能です。
和と洋が響き合う、個性的なインテリア
もともと8畳の和室だったアトリエは、その雰囲気を活かして和洋折衷のインテリアに。既存の横繁障子を残しつつ、新たにあえてアンバランスな障子を追加し、土壁は平らにならして白く塗装しました。
天井はロフトの床組を現しにして天井高を確保。椅子とデスクの洋風の暮らしやすさはそのままに、和の要素を取り入れています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:杉無垢フローリング、オーク無垢フローリング、塩ビタイル
壁:クロス、塗装
天井:クロス、木部現し
建具:Panasonic、既存
INSTRUMENTS
キッチン:toolbox
浴室:既存
洗面台:造作
トイレ:TOTO
リノベりす編集部コメント
既存の建物がもつ和の雰囲気と、洗練された洋のデザインが溶け合い、普遍的なカッコよさを感じる住まいだと思います。アトリエも居住スペースも落ち着きがある一方、ゲストルームは開放的というメリハリのある間取りも魅力ですね。