美しく、片付けやすく、使いやすい。機能的なキッチンを中心に愛犬も快適に過ごせるリノベーション
FILE(ファイル) (設計・プロデュース)
DATA
間取り図
自社工場でつくる家具やオリジナルキッチンなども人気。デザインや素材だけでなく思いも大切に空間をつくり上げる
これまでのオーダー壁面収納やオリジナル家具を有効活用
ともに仕事をもち、2人の子どもがいるKさん夫妻。ペットを家族の一員に迎えたいと思い始めた頃、約150平米の広々としたマンションに出会い、愛犬と気持ちよく暮らせる空間にリノベーションしました。Kさんはリノベーション経験者で、今回も以前と同様、FILE(ファイル) に依頼。かつての住まいで愛用していた、FILEオリジナルのソファやラグ、照明、さらに造りつけの壁面収納もそのまま活かしています。
メインの床材は、大判の磁器タイルを選択。愛犬が走り回っても滑りにくく、手入れが簡単なうえ、フローリング材よりも保温性が高く床暖房の効率が良いということも決め手になりました。そのほかインナーサッシを取り付けるなど、室内環境を快適に整えています。
仕事と家事を両立する、動線抜群のオープンキッチン
暮らしの要となるのは、玄関とリビングの間に位置するキッチン。料理好きな妻が作業しやすいよう、収納を充実させ、スペースもたっぷり取っています。その中にはキッチン本体はもちろん、ワークデスクやバッグ類をしまうキャビネットも設置。帰宅後の家事がスムーズに進められ、台所仕事の合間にPCを見ることも可能になりました。さらに中央には、アイランド型のカウンターをプラス。子どもたちの勉強、朝食、料理の準備と様々な場面で活躍しているのだそう。
日常的に使う食器やPC関連のものは、扉付きのキャビネットを使って隠す収納に。扉のデザインを揃えることで、モノが多くなりがちな多目的なスペースをすっきり見せています。
MATERIAL
床:磁器タイル、ウールサイザル(寝室)、ポルトガルタイル(トイレ)
リノベりす編集部コメント
広々としたキッチンを中心に置き、料理や片付け、子どもの勉強、妻の仕事、帰宅後のバッグの指定席など、多くの機能をもたせています。生活動線がすっきりしたことで、暮らしやすさがぐんと高まりました。