美しいモザイクタイルの土間玄関が出迎える、素材が織りなすハイセンスリノベ
GLADDEN(グラデン) (設計・施工)
DATA
間取り図
シンプルな空間にモールディングやアクセントクロスで彩りを添えた、センスの良さが際立つリノベーションです。間取りはほとんど変更せず、多様な使い方ができるよう土間を広げ、吟味された素材によって印象的なエントランスになりました。
海外に倣った「暮らしを楽しむ空間」を提供
光と風の道を作り、暮らしやすく
二方向に開口部が限定されるマンションは、光の採り入れ方や風通しに工夫が必要ですが、今回のリノベーションでは、洋室の一部をエントランスに取り込んだことで、採光と風通しが確保され、快適な暮らしを手に入れました。
家の顔である広々としたエントランスにはこだわりが満載。床にはモザイクタイルを敷き詰め、窓枠や収納扉にはモールディングを施しました。白を基調としながらも収納棚の木目やタイルの黒い目地が程よいアクセントになり、ナチュラルになりがちな空間が洗練された印象に。もともとは洋室だった窓を生かした、明るく気持ちのいいスペースに生まれ変わっています。また大容量の収納を追加したことで使い勝手もアップ。靴だけではなく大型の季節家電などもスッキリ納まります。
どこを切り取ってもポストカードのようなモダンなインテリア
北欧テイストで上品にまとめ上げた室内は、モダンアートや大胆なモチーフのラグなど、こだわりの感じられるインテリアアイテムが目を引きます。床は落ち着いたブラウン、建具やキッチンは軽やかなブラウン、壁や天井はホワイトと色数を抑え、その中にシンプルでも存在感のあるモノトーンのアイテムをバランスよく配置しています。
唯一、ダイニングの壁はディスプレイが映える深いブルーに。それだけで空間のアクセントになるだけでなく、センス良くセレクトされたアートを引きたてます。またリビングの天井は折上げ天井とし時間によって変化していく陰影が、豊かな表情を見せてくれます。
リノベりす編集部コメント
洗練された北欧テイストの部屋づくりが見事ですね。カラーコーディネートも参考になると思います。広げた玄関土間は色々な使い方が可能なスペース。ちょっと立ち寄った友人とお茶を飲んだり、DIYに熱中したり、想像が広がります。