キッチンに立つのが楽しい! 大人かわいいプロヴァンス風のLDKへ大改装リノベーション
住工房 (設計・施工)


新しく設置したシステムキッチンも、優しい風合いのレンガ調タイルを張ったり、前面にカウンターを造作し、周囲と色合いをなじませています。既存の腰壁を生かした室内窓がインテリアに深みをプラス。
DATA
間取り図
長く暮らす家だから、シンプルで飽きないリノベーションを
家族とコミュニケーションがとれる明るいLDKにしたい!
もともと対面キッチンではあったものの、キッチンを隔てる壁があり、キッチンに立っている時にリビングダイニングにいる家族とのコミュニケーションがとりにくいこと、また窓が少なく部屋全体が暗いことがSさんの悩みでした。
そこでキッチン壁を取り払ってオープンにするとともに、ダイニングの腰窓を掃き出し窓にチェンジして部屋全体に採光を確保。また、新しく室内窓を設けたことで、LDKだけでなく、廊下や階段までも自然な明るさが行き届くようになり、風通しもよくなりました。キッチンで料理している人も、リビングやダイニングで過ごしている人も、家族みんなで会話しながら笑顔で過ごせる快適な空間に仕上がっています。
既存の設備を活かしながら、南フランスの雰囲気漂うシャビーシックな部屋に
今回はキッチン中心のリノベーションだったため、既存の柱や腰壁を活かすプランが求められました。
キッチンの柱は強度を保つために残し、化粧材で覆って梁のようにアレンジ。こげ茶だったリビングダイニングの腰壁はグレーにペイントしてエイジング加工を施し、シャビーシックな雰囲気に生まれ変わりました。
部屋のアクセントとなっているのは、新設された室内窓。耐震性や強度を考慮しながら作られた室内窓は、無垢材の窓枠に風合いが美しい輸入ステンドグラスを入れています。キッチンには新しくメーカーのシステムキッチンを設置しましたが、優しい雰囲気のブリックタイルを貼って既存の床や壁ともよくなじむコーディネートにし、夫妻が大好きだというプロヴァンス風のぬくもりのあるLDKが完成しました。
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ビフォー・アフター
MATERIAL
壁:ブリックタイル(キッチン腰壁)
INSTRUMENTS
キッチン:LIXIL
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リノベりす編集部コメント
既存のものと新しく設置されたものが上手にミックスされ調和しています。室内窓は、採光や風通しという機能的な面はもちろんありますが、何よりレトロな風合いが素敵! 笑顔で過ごす家族の姿が目に浮かびます。