キッチンが主役。心地よいおもてなしの空間をリノベーションで実現。
住工房 (設計・施工)
DATA
間取り図
生活感のないカフェのようなキッチンを希望したTさん。家電やキッチン道具を極力隠し、デザインは白をベースにシンプルな心地よさを追求しました。食事をしたり、お茶を飲んだり。心地よく生まれ変わったLDKは家族が自然と集まる場所になりました。
長く暮らす家だから、シンプルで飽きないリノベーションを
目線の先を常にすっきり、美しく見せるために
普段から友人を家に招いて、おもてなしをすることが大好きというTさん。せっかく遊びに来てもらうなら、ゆったりとくつろいでもらえるようなLDKをつくりたいという思いが、リノベーションのきっかけとなりました。
洗練されたカフェのような空間にするため、こだわりのキッチン道具はあえて隠さず見せる収納に。逆に冷蔵庫、電化製品などはできるだけ扉の向こうに収め、すっきりと端正に見える工夫をしています。一列に配した対面式キッチンは動線もスムーズで、ダイニングテーブルを囲む友人たちと会話を楽しみながら料理をすることができます。全体を白とグレーでまとめて、スタイリッシュな雰囲気に仕上げました。
デザイン性を重視しながら機能性抜群のキッチン
ひときわ存在感を放っているのがキッチン背面と側面一部を彩る六角タイル。釉薬を使いわけ、ツヤのあるものとマットなもので仕上げたヘキサタイルが、シンプルな空間に個性豊かな表情をプラスしています。
ステンレストップは、汚れをふき取りやすくてお手入れが楽ちん。毎日使う場所だからこそ、丈夫で手間いらずの素材を選びました。また、ステンレスは細かな傷が付きやすいので、あらかじめバイブレーション加工を施し、傷が目立たない工夫をしています。
キッチンのガラスの照明は、やわらかいモノトーンで統一しインテリアとも相性抜群。Tさんの理想に叶った、見た目にこだわりつつも機能性に富んだキッチンに生まれ変わりました。
MATERIAL
壁:名古屋モザイク(キッチン一部)、野地板(トイレ)
INSTRUMENTS
食洗機:ミーレ
リノベりす編集部コメント
統一感のあるカラーとデザインが整ったLDKは、まさにTさんが目指した「生活感のないカフェのような空間」が実現しています。過ごす時間が多い場所だからこそ、自身の好きなことやライフスタイルを見つめ直し、プランニングすることがリノベーションの成功へと結びつくのだと思います。