結婚を機に持ち家をフルリノベ。暖炉が似合うクラフト感のある住まいに
空間社 (設計・施工)


バイオエタノール暖炉が主役のLDK。暖炉に使ったグレーの大判タイル、妻が選んだ木製の家具やファブリックが引き立つ、シンプルな空間です。
DATA
間取り図
「小さいからやれること」を大切に、てまひまかけた家づくり
意外性が決め手になった、暖炉が見えるプラン
都内に建つ55㎡超のMさん夫妻が住むマンション。この家は10年ほど前から妻が所有しているもので、結婚を機に、2人で快適に暮らせるよう、フルリノベーションすることにしました。
リノベーションの第一条件だったのが、「バイオエタノール暖炉を取り入れ、LDKのどこからでも見える場所に置くこと」。その条件をクリアしつつ、意外性のあるプランを提案してくれたのが、空間社でした。そのプランとは、ひと続きのLDKを窓に面したエリアに配し、内側にベッドルームを移動するというもの。リビングの一角に、テレビボードと並べて暖炉を置くことで、ダイニングやキッチンからも炎の揺らぎを楽しめるようにしています。
LDKとベッドルームがつながる開放的な空間
ベッドルームとLDKは、上半分が透明ガラスの引き戸で間仕切り、明るく開放感のある空間に。引き戸にはロールスクリーンを取り付け、自然光や照明の灯りをコントロールできるようにしています。
ベッドルームには大容量のクローゼットを設置。さらに隣接するキッチンのパントリーとつないで、ベッドルーム~キッチン~リビングダイニングの回遊動線をつくりました。
インテリアはシンプルを基調としながら、タイルや木、ファブリックなどでクラフト感のあるスタイルに。デザイン性のある既製品も上手に取り入れることで、コストを調整しつつ、イメージ通りの空間に仕立てています。
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INSTRUMENTS
キッチン:ウッドワン
洗面台:サンワカンパニー
トイレ手洗い器:サンワカンパニー
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リノベりす編集部コメント
大胆な間取り変更によって、暖炉がどこからでも見える理想の住まいになっています。LDKとベッドルームのつながりやパントリーからの回遊動線で、空間に広がりが感じられると思いました。クラフト感のあるインテリア素材が、シンプルな空間に温かみを添えていますね。