犬も人もリラックス。程よい距離感を見つけたマンションリノベ
nu(エヌ・ユー)リノベーション (設計・施工)
DATA
間取り図
住む人の数だけある価値観と想いを、リノベーションでカタチに
人と犬のお互いがストレスフリーな距離感に
愛犬・すももと一緒に、もっと快適に暮らせる家に住みたいと、新築マンションの購入を検討していたSさん。ちょうど同じ時期に、妻の親友から自宅をリノベーションした話を聞き、自分たちにもその方が合っているように感じたのだそう。そこで中古×リノベに方向転換。これまで住んでいたマンションの一室を購入し、親友宅がリノベしたnuリノベーションに依頼することを決めました。
リノベーションの第一条件は「すももファーストな住まい」。まだ若く遊びたい盛りの愛犬は、部屋を走り回り壁や家具などを傷つけてしまうことも多く、依然の家では夫妻のくつろげる場所がだんだん狭くなっていました。さらに誤食をしないよう、夫妻がキッチンで食事をとることも日常化していたため、愛犬と程よい距離をとる必要性を感じていました。
ガラスの透明感を生かしたオープンな住まい
リビングにつくられたガラス入りの黒いパーティション。その内側には、夫妻が食事やその後の団らんまでゆったりと過ごせるよう、ダイニングとキッチンをひとつの空間にまとめています。その時間、すももはリビングや自分のスペースでのんびり。滑りにくい磁器質タイルを敷き詰めているので、夏はひんやりと心地よく、冬は組み込んだ床暖房でぽかぽかと暖かく過ごせます。リビングの室内窓の向こうには、すももと並んで寝るという家族の寝室をレイアウト。時間になると真っ先に入り、窓越しに2人を見つめ待っているのだそう。
「できるだけオープンな空間をつくりたかった」と夫妻。使い道に合わせて区切りつつ、クリアなガラスを使ったことで、すべての空間がつながっています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:磁器質タイル(リビング)フローリング(ダイニング)
INSTRUMENTS
キッチン:造作
パーテーション(ダイニングキッチン):造作
内窓(寝室):造作
洗面台(廊下):造作
リノベりす編集部コメント
愛犬が暮らしやすい空間をめざしたことで、施主夫妻も心地よく過ごせる住まいになっていますね。犬が動きやすいように、滑りにくいタイルを敷いたり、パーティションで食事の場を区切ったり。愛犬と快適に暮らすためのヒントが詰まっています。