こだわりのオーダーメイドを散りばめて。予算内で理想の家をつくる中古＋リノベーション
Renomama(リノまま) (設計・施工)
「木と鉄と石と」をテーマに素材のバランスを大切にした空間。チェリー材の面材やオーク無垢材の床、アイアン、タイルなどそれぞれの素材感が引き立っています。
DATA
間取り図
家づくりからずっと先の暮らしまで、住まいを自分らしく
細部までとことん追求したオーダーメイドキッチン
「使いやすく快適に。こだわりを詰め込んで、好きなものに囲まれて暮らしたい」。そんな思いから、マイホームを考え始めた施主夫妻。当初は新築も視野に入れていましたが、イメージ通りの家を建てるには予算オーバーで、しかも資材の調達はウッドショックの影響もあって1年待ちという状況でした。
そこで選んだのが、中古戸建て購入＋リノベーション。数社を検討し、設計・施工はRenomama(リノまま)に依頼することに。物件探しから設計士がサポートしてくれること、造作キッチンに対応できることが決め手になったといいます。
木目が美しいチェリー材の面材。経年変化で色が濃くなり、深みが増していきます。シンク脇にはIKEAのソープディスペンサーを取り付けました。
コンロを一段下げたオリジナルプラン。AEGの食洗機や中華鍋のサイズに合わせた引き出しなど、随所に妻のこだわりが反映されています。
大きな室内窓でリビングとワークスペースをつなぐ
暮らしのメインとなるLDKは、壁をできるだけ取り払い、室内窓を設けることで開放感をアップ。大きな室内窓はもともと妻がイメージしていたもので、黒いフレームと透明なガラスを組み合わせ、抜け感だけでなく採光や通風にも一役買っています。
室内窓の向こうは、妻のワークスペース兼ピアノルーム。以前はリビングのテーブルで在宅勤務をこなしていましたが、専用スペースができたことで、仕事に集中できるようになりました。
柱と柱の間や室内窓に組み込まれた斜めの部材が、建物の強度を保つために必要な「筋交い」。現しにした「筋交い」をデザインとして活かすことで、個性的な空間に。
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LDKはワンルームで、子どもたちがのびのび過ごせる広さ。裸足でも心地よいオーク無垢材を敷き詰めて。
室内窓からリビングを見渡せるワークスペース。風の通り道をつくって快適性を確保しています。
洗面脱衣室は、キッチンやウォークインクローゼットから直接行ける動線に。
実験用シンク、モザイクタイル、無塗装の木を組み合わせたオーダーメイドの洗面台。
自然光を取り込むだけでなく、寝室の近くにあって朝起きてすぐ空を眺められる天窓。
アイアンを使った階段にしたことで、吹き抜けの明るさが1階の玄関まで届いています。
玄関はスペースを広げ、アーチ開口の土間収納をプラス。ドアは味のある木製に交換しました。
イラストのような壁紙をアクセントにした子ども部屋。夫はこの家の中で一番気に入っているのだそう。
落ち着いたカラーで統一した主寝室。
MATERIAL
床：オーク無垢材
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リノベりす編集部コメント
中古購入とリノベーションを組み合わせることで、好みのデザインを思いきり楽しんでいますね。新築では難しかった予算をクリアし、子どもたちが走り回れるほどの広いLDKも実現しています。オーダーメイドのキッチンは見た目も使い勝手も動線も抜群です。