収納の指定席と回遊式キッチンで暮らしやすい家に。広々リビングも叶えた、52㎡のフルリノベーション
Renomama(リノまま) (設計・施工)
料理好きな夫妻が、並んで作業しやすいオープンキッチン。パントリーなど収納を充実させ、動きがスムーズな回遊動線も取り入れました。リビングダイニングだけでなく、キッチンからも窓外の眺めを楽しむことができます。
DATA
間取り図
家づくりからずっと先の暮らしまで、住まいを自分らしく
移動のための廊下を生活スペースに取り込む
賃貸住宅に暮らしていた施主夫妻は、マイホームを自分好みに仕立てたいと中古マンションを購入。数社のリノベーション会社に意見を聞きましたが、不安や疑問が解決しなかったため、妻の仕事関係でつながっていたRenomama(リノまま)に相談することに。
「できること・できないことを明確に案内されたことを心強く感じ」、設計・施工を依頼しました。
洋室やキッチンの壁は取り払い、LDKを一体に。2つの掃き出し窓から部屋の隅々まで光が届き、明るく開放的な空間になっています。
バルコニーに面してリビングと洋室に分かれていた既存の間取りは、オープンなLDKに変更。空間に連続性をもたせることで、コンパクトなマンションも広々とした印象に。
暮らしがスムーズに流れる、収納＆動線を確保
ともに料理することが好きな施主夫妻。2人並んでの作業が快適にできるよう、キッチン全体のスペースを広くとり、回遊動線を取り入れました。
「賃貸で暮らしていたときより動線が圧倒的にいいのが嬉しいです。最新のキッチからリビングのテレビも見えるので、YouTubeでレシピを見ながら料理することもあります」
ウォークインクローゼットはリビングの一角に。キッチン前にも日用品をしまう収納をつくることで、部屋が片付き、暮らしや家事がスムーズに流れるようになりました。
「どこに何を置くか、ものの住所が決まり、リノベーションを機に断捨離も決行。余白が生まれた家で、2人の時間がよりゆったりした心地よいものになりました」と夫妻。
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明るい窓際にエアロバイクを置いて、趣味を自由に楽しめるコーナーをつくりました。
リビングの一角にウォークインクローゼットを配置。白い壁と扉で圧迫感を軽減しています。
幅2400㎜のキッチンはTOTOのザ・クラッソ。油跳ねが気になるコンロ周りのみ、天井までの壁を立てました。
見せる収納オープンシェルフと隠す収納カップボードを使い分けて、機能的なキッチンに。
引き出し式収納で、奥まで使いやすく。
リビングから見えない場所にパントリーと冷蔵庫を配置。
玄関は収納スペースを拡張して使い勝手をアップ。
落ち着いたカラーコーディネートの主寝室。廊下をLDKに取り込んだので入り口を引き戸に変更。
部分的に造作したボウル一体のカウンター洗面台。
洗面室には洗濯が便利になる工夫も取り入れています。
TOTOの魔法びん浴槽とほっカラリ床で快適に。
壁はグレーがベース、ダークグリーンがアクセント。念願のタンクレストイレですっきり空間を叶えました。
ビフォー・アフター
INSTRUMENTS
キッチン：TOTOザ・クラッソ
浴室：TOTO
洗面：一部造作
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リノベりす編集部コメント
回遊動線で収納もたくさんあるキッチンは、2人一緒に料理するのに良いですね。壁いっぱいの棚やウォークインクローゼットなど、物をしまう場所がきちんと決まったことで、住まいにも時間にもゆとりが持てていると思います。