こだわりの家具や内装が光る理想の家で、家族との楽しい時間を
スタイル工房 (設計・施工)
LDKは一面の壁をグレーに塗装して雰囲気を一新。オリジナルの階段やデスクが、空間をリズミカルに彩る。
DATA
既存のよさを生かし、新たな魅力をプラス！メリハリのあるリフォームで大満足の住まいに。
＜リノベーション面積:50平米＞
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
家族と一緒の空間を大切にしたいから、LDKを最優先に考えて
「中古を買ってリフォームを」と思っていたKさん家族が夢を叶えたわが家は、築12年の2LDKマンション。築年数が新しいので、既存部分のよさは生かし、ポイントを押さえたリフォームをすることにした。 ポイントとなったのが、家族で長い時間を過ごすLDKを、いかにKさんらしく心地よい空間にするかということ。そのため、キッチンの位置は変更していないが、使い勝手を高めるためにオリジナルデザインのキッチンに交換。リビングには家族で使えるカウンターデスクをつくり付け、ダイニングには幼い子どもがお絵描きする黒板スペースを設けた。さらに、天井に備えられていたロフトにつながる格納タイプのはしごを撤去し、上り下りしやすい固定階段を新たに造作。こうしてオリジナルの階段やキッチン、家具などを要所に取り入れることで、LDKはぐっと魅力的な空間に生まれ変わった。
カウンターデスクと本棚は、アッシュフリー板を使って造作。背面の塗装は夫妻と友人で仕上げたそう。
柔軟なプランで将来が楽しみに！ 内装にもこだわって個性をプラス
K邸は、子どもの成長にそって過ごせるように工夫したプランにも特徴がある。その一例が、子どもが遊べる黒板や、勉強にも使えるカウンターデスク。これらをオープンなLDKに備えることで、子どもの様子をあたたかく見守れる。ロフトも今のところは、家族の寝室兼プレイルームとして使っているが、ゆくゆくは子ども室として使うこともできる。また内装面では、床は既存のものを生かし、壁は新しいものに変更。一部にアクセントウォールを施すなどして、夫妻のこだわりを反映させた。
暮らしの変化を見据えたフレキシブルなプランをはじめ、デザインが光る造作家具や内装などを提案、施工してくれたのは、物件購入からリノベーションまで一貫して行うスタイル工房。「アイデアが豊富で、遊び心がありながらも家族が落ち着いて暮らせるプランがよかったです。コストのバランスも考えて、既存を生かす部分とつくり替える部分を明確にしてくれたので、安心してお任せできました」（夫妻）。
キッチンは既存のカウンターを撤去し、フルフラットでオープンなデザインに。右側の白い壁面収納は既存のものを活用している。
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キッチンは、キャビネットやサイドにタモ材を用い、天板に人工大理石を使って造作。床はテラコッタ調のフロアタイルに刷新した。
コンロ回りの壁は、ブラウンやマスタードイエローなどのシックなタイルでアクセントを。タイルは、Kさんが選んで決めたもの。
黒板はマグネット仕様にしているので、子どもが描いたイラストを飾るなど、ディスプレイコーナーとしても活用している
リビングが床暖房仕様のため、階段スペースをあまり取ることができず、踏み板を左右交互に上がっていく入れ違いの階段に。
廊下側から階段を眺めた際に閉塞感を与えないために、目線の高さにくる階段は、蹴込み板を張らずに視線が抜けるように工夫した。
ロフトだった寝室兼プレイルームは、階段まわりに設けた腰壁に、Kさんが選んだお気に入りの柄入りクロスを張って個性的に。
家族の寝室兼プレイルームの床は、きれいな状態だったので既存のものをそのまま使用。ピンク系のパープルに塗ったアクセントウォールは、KさんがDIYで仕上げたそうだ。
MATERIAL
造作キッチン：タモ材＋人工大理石
PCカウンター：アッシュフリー板
黒板：シナ材＋黒板塗装、マグネット仕様
ロフト階段 ：アッシュフリー板
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