設備と間取りを更新！自由で快適なセカンドライフのためのリノベ
スタイル工房 (設計・施工)
キッチンはカフェのようなおしゃれなカウンターつき。ダイニングスペースが不要になり、リビングを広々と使える。左手のチェッカーガラス入りの建具で囲まれたスペースは洗面室。窓側へ移動し、建具のおかげで光をとり込めるようになった。
DATA
たまたま隣室のリノベを手がけたスタイル工房に依頼
築38年のマンションに親子で暮らしていたAさん。これまでに一度もリフォームをしたことがなく、設備や内装の老朽化が気になっていたとか。子どもが独立し、「これからのひとりの時間をゆったりと快適に暮らせる住まいにしたい」と、リノベーションをおこなうことにした。
リノベ会社に相談する前から、理想の空間について構想を練っていたというAさん。「多彩な施工事例から、柔軟な対応力に期待して依頼を決めました」と選んだのはスタイル工房。以前にマンションの隣の部屋のリノベを手がけたことから「あいさつや施工中のマナーがよかったことを覚えていたんです。このマンションの規約についてよく知っているという安心感もありました」。
リビングの一角は書斎コーナー。壁一面に収納を造り付けて、ネイビーのアクセントクロスを採用した。デスクはプランニング時に決めていたため、スペースにぴったり。明るく心地よい書斎が完成した。
断熱材を追加し、配管や設備を交換して住宅性能をアップ！
ファミリー仕様だった3DKの間取りは、ゆるやかな仕切りのある「ほぼワンルーム」の間取りに変更。ハイチェアを並べたキッチンカウンター、テレビ前のソファ、書斎のデスクと、広い空間に生まれ変わったLDKには、Aさんが気分に合わせて過ごせる居場所が豊富に設けられた。
暗かった洗面室は窓側に移動し、ガラス入りの建具から光を取り込める明るい空間に。以前洗面室のあった場所はWICとし、たっぷりの収納スペースも確保できた。屋外に面した壁に断熱材を追加したり、老朽化した配管や設備を交換したりと、住宅性能をアップさせて暮らしやすさにも配慮。リノベで生まれ変わった快適な住まいを舞台に、Aさん自身が主役のセカンドライフが幕を開けた。
窓側に2部屋が並んでいた間取りを広々としたワンルームのLDKに。床は防音の為、二重床にして階下へ配慮。ローズウッド色のオーク三層フローリングが落ち着いた雰囲気を醸し出している。
ダウンライトやスポットライトでくつろぎ感を出したリビング。テレビの背面の壁は、調湿＆消臭効果が期待できる珪藻土仕上げに。ソファやテレビボードなどは、事前に選んでいたこだわりの品。
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Aさんが特にこだわったのが、大きなL字形カウンターのあるキッチン。タイル仕上げの壁面の棚にお気に入りの品が並ぶ。「いずれ友人を招いて食事やお酒を楽しみたいですね」とAさん。
市松模様に貼ったフロアタイルが遊び心たっぷり。左手には家電の収納用のカウンターを造作した。
リビングから出入りする洗面室は、ガラスの引き戸のほかに室内窓も採用したため、窓からの光が届き明るい空間に。
シンプルな洗面台は造作したもの。ダークブラウンの木部が、チェッカーガラスと相まって、レトロで落ち着いた印象に。
トイレは位置を変えず、設備と内装を一新。壁は珪藻土で仕上げた。手洗いカウンターの水がかりに採用したタイルがアクセントに。
玄関横の和室はフローリングの洋室に変更して寝室に。上部が開いた壁でゆるく仕切り、LDKと一体感のあるつくりになっている。
部屋が丸見えにならないよう、引き込み戸をつけた玄関。既存の靴箱はオープン棚に変更。
MATERIAL
床：オーク三層フローリング
壁：珪藻土（一部）
INSTRUMENTS
キッチン：トクラス
浴室、トイレ：TOTO
洗面台、トイレカウンター：造作
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