「家事ラク」と「白」にこだわって、夫婦ふたりで快適に暮らせる住まいにリノベ
スタイル工房 (設計・施工)
「広くすっきり見えるように」と内装は白に統一。クロスや建具は手持ちのナチュラルな家具と相性のいいマットな白を選び、オーク材のフローリングもホワイトオイルでやさしい色合いに仕上げている。
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
片付けや掃除のしやすい、広々としたLDKのある住まいを希望
18年前に新築した戸建ての住まいをリノベーションすることにしたOさん夫妻。子どもが独立したタイミングと、外壁のメンテナンス時期や老朽化による設備機器の交換時期が重なったこともあり、「夫婦ふたりの暮らしに合わせた住まいにしたい」と考えた。
依頼するリノベ会社は、戸建ての実績が豊富なところを3社ピックアップ。「オフィスの雰囲気と担当者の方の対応に魅力を感じました」と、スタイル工房に依頼を決めた。
Oさん夫妻がリノベで重視したかったのは、片付けや掃除のしやすさ。プランニングは家事動線や収納計画を改めて考え直すことからスタートした。
キッチン、ダイニング、リビングに分かれていた1階の間取りに使いにくさを感じていたため、スペースを一体化して、広々としたLDKにすることも希望のひとつだった。
奥にダイニング、手前にキッチンという配置だったリノベ前。奥にキッチンを移動し、ダイニングをゆったりと確保した。「出したらしまう」が無理なくできる住まいになり、フルオープンのキッチンはいつもすっきり。
家事の時短が実現して趣味のガーデニングを満喫中！
キッチンを中心に、ダイニングとリビングに分断されていた1階は、キッチンを北側の端に移してリビングとダイニングの広さを確保。Oさん夫妻の希望だった広々としたLDKが実現した。
キッチンとダイニングには大容量の壁面収納をプラン。持ち物の定位置が決まったことで片付けが格段にしやすくなり、ふだんは引き戸ですっきりと隠しておける。
リノベでは外壁の塗装やサッシの交換も行い、居住性もアップ。
「掃除や片付けがラクになって、生活がすごく快適になりました」と妻。
家事の時短で生まれたゆとり時間は、趣味のガーデニングに使えるようになった。手入れの行き届いた庭には、常に季節の花が彩りを添え、庭で摘んだ花を部屋に飾ったり、ご近所におすそ分けしたりして、リノベ後の暮らしを満喫しているという。
横浜の街が一望できる高台に位置するОさん宅。リビングは視界が抜けて気持ちがいい。掃き出し窓の先のウッドデッキは木材が傷んでいたため、リノベ時に撤去して新設した。
ダイニングの壁面収納は撤去が難しい耐力壁を生かして設置。内部はイケアのウォールシェルフや無印良品のファイルボックスを活用している。左手には部屋着やガーデニングウェア用のスペースも確保。
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生活感のある日用品は定位置にしっかり収まっているので、妻が選んだインテリア雑貨が映える住まいになった。
撤去できないドア横の袖壁をうまく生かしてダイニングに収納を設置。クロスや建具は、さまざまな「白」の中からこだわって選んだ。
キッチンの背面側に大型の壁面収納を造作。ラベリングされたケースやごみ箱が整然と収められている。一番左の扉の中は、オーブンレンジや炊飯器など家電用のスペース。
システムキッチンはパナソニックの製品をチョイス。床はグレーのフロアタイルに。
床面の掃除がしやすいフロートタイプの洗面台。カウンターと一体になった洗面ボウルも、継ぎ目がなく掃除がラク。
洗濯パンはホコリや髪の毛がたまりやすいことから、位置を変更して扉の中に設置。掃除が格段にラクになったそう。
場所はそのままで機器と内装を変更した1階のトイレ。LDK同様白で統一しつつ、タイルで変化をつけた。
個室が3部屋ある2階は間取り変更をせずに内装を一新。寝室は壁の一面をグレーのアクセントクロスに。床はリアルな木目のフロアタイルを採用した。
玄関収納はセパレートタイプに変更。左手の壁面は調湿性能のあるエコカラット仕上げに。
MATERIAL
床：オーク3層フローリング（床暖対応）
INSTRUMENTS
キッチン、洗面台：パナソニック
トイレ：LIXIL（1階）、TOTO（2階）
ユニットバス：LIXIL
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