自由で等身大な暮らし
Renomama(リノまま) (設計・施工)
コンクリートの打ちっ放しの天井と足場板を用いたフローリングが印象的なリビング。シンプルにして気兼ねなくリラックス出来る等身大の部屋になりました。
DATA
「シンプルで伸びやかな空間。「気兼ねなくリラックスできる、自分の等身大のお部屋にしたい」そんなお施主様の想いがカタチになりました。
「リノベーションをするなら広いリビングにしたい」というお施主様はプライベートでくつろぐ時間を大切にしていました。「くつろぐ」といっても想いは様々。細かくこだわって作り込みすぎると自由がなくなって窮屈になる、照明や家具は全て「箱」ができてから気ままに選びたい。こうして「等身大でのびのび」がリノベーションのコンセプトになりました。
リノベーションを通して次々と新たな世界を開拓されたお施主様。シンプルな箱からスタートした進化する空間はどのような構成で成り立っているのでしょうか。
リノベーションを通してDIYに目覚めたお施主様
コンクリートの打ちっ放しの天井と足場板を用いたフローリングが印象的なリビング。杉の無垢材を足場板の古材風に加工しています。リビングのもう一つの拘りは漆喰塗の壁。お施主様に様々なお部屋の写真を見ていただく中で、漆喰塗の壁はDIYへの興味へとどんどん発展していきました。もともと好奇心が強く勉強熱心なお施主様。リノベーションの打ち合わせと並行してDIYのワークショップへ。壁の一部を漆喰壁にしてみたり、洗面台をタイル貼りにしてみたり、「自分で出来ることは自分でやってみたい」とDIYでリノベーションの楽しみが広がっていきました。
★リノベりすコメント★「リノベーションを通して趣味が増えた、世界が広がった」というお施主様。「等身大」のお部屋は新たに趣味となったDIYで日々変化を続けています。これから経年変化を楽しみながら、なお味わいのある空間とへと成長する住まいです。
「等身大」だからこそ、住まいと暮らしが一体になって進化していける。そんな素敵なリノベーションになりました。
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リビングの見返し、コンクリートの打ちっ放しの天井と足場板を用いたフローリングが印象的です。
「廊下に洗面所化粧台を作ってしまう」というアイデア。大きなバスタブに狭くない脱衣所、廊下のスペースも有効に使用した洗面化粧台は、タイル貼りにすればちょっとしたオシャレな空間になります。
シンプルながら使い易いバックヤードを備えた寝室。静かな空間での睡眠も約束されています。
リノベーションの打ち合わせの中で思わず一目惚れした、というステンレス製のキッチンです。
「このキッチンに出会えたお陰で料理することが増えた」というご施主様のお言葉が印象的。
書斎コーナーのアップ。小さな黒板には覚え書き、広い壁面はその時々のトピックを装飾出来ます。
リビングの一角にある書斎コーナー。木製のデスクと軽やかな椅子がさわやかな印象を与えています。
シンプルながら趣のあるトイレ。裸電球と荒い漆喰塗りの壁が効いてます。
無垢材のフローリングは裸足で過ごしたくなる、というのはよく言われること。杉材は傷がつきやすい、でもやわらかくてあたたかみがある。小さな傷を気にするよりも素材の感触を楽しみたい、そんな想いからの選択でした。
足場板はその名の通り工事現場などで足場として使われるもので、板を切っただけの武骨な仕上げにより「サネ」と呼ばれるの加工がありません。こうした素材では板が反りやすくなってしまいます。フローリング板の四隅を床にビス留めする、という手間を加えることで床の反りを防いでいます。
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