都心のヴィンテージマンションを暮らしやすい間取りにフルリノベーション！
スタイル イズ スティル リビング (設計・施工)
柔らかい照明の光が印象的なリビング。古い空調設備を撤去したことで、折り上げ天井が実現しました。
DATA
間取り図
ヒアリングからアフターフォローまで一貫して同一デザイナーが担当し、「真のオーダーメイド」を追求
ゆとりのある空間に、家族の居場所をバランスよく配置
都心にある築37年のヴィンテージマンション。ゆったりとした160平米で、3方の窓からは穏やかな自然光が差し込んでいます。こちらに暮らすのは、夫妻と子ども2人の4人家族。躯体以外をすべて取り去り、新たな間取りにつくり変えるスケルトンリノベーションによって、暮らしに合った住まいを実現しました。
玄関を入って左右にプライベートとパブリックな空間を振り分け、左側はそれぞれの個室とサニタリーなどの水まわりに。右側には、やんちゃ盛りの兄弟がのびのび過ごせるよう、オープンで大空間のLDKを配置しました。またゲストを迎えることも多いため、バスルームを2か所、トイレを3か所に設置。給水・給湯管や空調などもすべて最新のものに入れ替え、新築のプレミアムマンション以上の快適さを手に入れています。
色数、モノを少なくしてシンプルに。たっぷりしたarflexのソファで、くつろぎの空間を演出しています。
ナチュラルなオーク材の心地よさを味わって
まだ子供が小さいこともあり、家事を効率よくこなせる工夫もプラス。キッチンはコの字型を選ぶことで、シンクとコンロの距離が離れずラクな動きを、さらに食洗機やオーブンなど機能性にもこだわりました。また家族用の洗面脱衣室とは別にランドリースペースを配置。下洗いやアイロン掛けなど、洗濯にかかわる一連の家事をスムーズに進めています。
インテリアは、オーク材をふんだんに使ってシンプルに。床材から建具、キッチン、造作家具などすべての色味を揃えて、統一感のある空間に仕立てました。折り上げ天井の間接照明やダイニングのペンダント照明など光を効果的に使い、空間をドラマチックに見せています。
調理スペースを壁に向けることでキッチンを程よく隠しつつ、オープンにしてリビングダイニングとの連続性も確保。
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キッチンの壁には、ホワイト系のカラーガラスを採用。上品な光沢があり、お手入れもラクラク。
オーク材を使った造作キッチンは、手持ちの食器や調理器具に合わせて、引き出しの高さなど細かく設計。
グレージュのクロスが映える主寝室。USキングサイズのベッドを置いてもゆとりのある空間です。
ウォークインクローゼットは約10畳。左手には、主寝室専用のバスルームと洗面・トイレが並びます。
スタイリッシュなガラステーブルをポイントにした主寝室の入り口。
主寝室の2ボウル洗面台とメディシンキャビネットに壁面収納は、すべて造作です。
主寝室のハーフユニット型バスルーム。隣は天板から洗濯物を入れられるランドリー家具。
玄関の正面には、木蓮が描かれたクロスを選びました。壁面を強調したライティングでギャラリーのように。
廊下まで同じ大判タイルをフラットに敷き込むことで、広がりを感じる玄関スペース。
KAMIYAのフルハイドドアは枠がなく、すっきりしたデザイン。
グレーとベージュのマーブル柄の床タイル。3種類の石種がモチーフ。
玄関横のゲスト用トイレ。ゆとりをもたせて手洗い器なども設置しました。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：オーク材（オイル仕上げ）
壁：カラーガラス（キッチン）
INSTRUMENTS
キッチン：造作（シンク：ステンレス、水栓：トクラス（グローエ社とのコラボ）、レンジフード：アリアフィーナ、調理器具：リンナイ、食洗機：ミーレ、オーブン：AEG）
浴室：ハーフユニット
洗面台：造作
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リノベりす編集部コメント
ゆとりのある空間が、生活動線がよく無駄のない間取りになっています。ものが多くなりがちなサニタリーなどが分けられていることで、すっきりとしていますね。広いLDKは家族の憩いの場所であり、子どもたちの遊び場にもなりそうです。