定年を機にフルリノベーション。木造3階建ての実家を吹き抜け階段で明るくオープンに
One's Life Home (設計・施工)
DATA
こちらの事例は、リノベりすの姉妹サイトSUVACO(スバコ)の「専門家紹介サービス」を利用してアドバイザーに相談し、実現されたお宅です。
紹介サービス アドバイザー:竹村のコメント
建築家とつくるオンリーワンのデザインを、物件探しからワンストップで
建て替えではなくリノベーションで、敷地を最大限活かす
転勤生活が終わり、終の棲家を考え始めた施主夫妻。40年前に建てられた夫の実家を活用しようと思い、当初は建て替えを検討していました。しかし数社のハウスメーカーに相談すると、建ぺい率の関係で今の建物より小さくなってしまうことが分かり、断念。敷地を最大限活かすため、既存の建物のフルリノベーションに舵を切りました。
設計・施工は、1階から3階までを吹き抜け階段でつなぐプランに魅力を感じ、One's Life Home に依頼。打ち合わせでは、内容の共有や問題点の解決方法など、さまざな点での誠実な対応に感心したのだそう。また、基本設計が始まった頃、札幌への転勤が決まったため竣工時期を1年延長することになったものの、いろいろな面で配慮してもらえ、安心して任せることができました。
耐震性、断熱性を高めて快適な暮らしへ
実家は木造3階建て住宅で、過去に2度、増改築を実施。古い基準で設計されていることもあり、現行の構造強度に満たないところもありました。耐震性を考慮し、基礎や柱などを補強するには、当初の予算より大幅にオーバーで、そこからコストダウンの工夫を重ねることに。改修部分の削減、工法や資材の見直しを行い、予算をコントロールしました。
完成した住まいは、耐震性が高まっただけでなく、窓をすべて交換したことで断熱性も格段にアップ。大きな窓のある吹き抜けによって、どの部屋にも明るい光がたっぷり入ります。また2階のリビングに向かう階段は勾配を緩やかにして昇り降りをしやすくするなど、これからの暮らしが安心して送れる終の棲家になっています。
リノベりす編集部コメント
1階から3階までの吹き抜け階段によって、明るく開放感のある空間に仕上がっています。部屋に抜け感が生まれているので広がりを感じますね。これからの暮らしが楽しみになる、耐震性、断熱性が向上した安心な住まいです。