暮らしの変化に備えた「部屋のアウトライン」。可変性のあるユニークな間取りにリノベーション
ゼロリノベ (設計・施工)
ルーフバルコニーやリビングダイニングを見渡せるオープンキッチン。子どもの様子を見守ることができ、屋外の心地よさも感じられます。ダイニングキッチンはフローリング、その他はタイルと床の素材を使い分けました。
DATA
間取り図
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
日当たりとルーフバルコニーを条件に中古物件を探す
日差したっぷりのルーフバルコニーが見えるリビングに、広々としたオープンキッチン。そんな施主ファミリーの住まいは中古のリノベーションで、実は間取りがとてもユニークです。
木の柱を使って「部屋のアウトライン」を前もって準備し、LDK以外の空間を分割可能に。ライフスタイルの変化に合わせて自由に使い方を決められるようにしています。
物件探しからフルリノベーションまで依頼したのは、ゼロリノベ。「おうちナビゲーター」にスピード感のあるサポートをしてもらいながら、「日当たりが良いこと、ルーフバルコニーがあること」を条件に自分たちでもネットで物件を探し、今の住まいを手に入れました。
「家を買って損をしたくない」という気持ちが強かった夫は、ゼロリノベから紹介されたファイナンシャルプランナーに相談して予算を明確に。安心して新居購入に踏み切ることができました。
アウトラインをスギ材で組んだ、フレキシブルプラン
「子ども部屋のあり方が決まっていなかったので、間取りを自由に変えられるような工夫をしてほしいとお願いしました」と夫。
一方妻は「漠然とオシャレな家にしたいな、と。プランナーさんとはInstagramの画像で、好みのテイストを共有しました」。
リビング横のスペースは4部屋に分けられますが、現在は1部屋だけを寝室として使用。あとはリビングと一体にして広々と過ごしています。
リビングと寝室の間には開口を設けました。寝室はこもり感がありつつ、朝日が入って気持ちよく起きられるのだそう。子どもにも遊びに来た友達にも大人気のコーナーです。
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キッチンの型やデザインはプランナーにお任せ。「とても気に入っていて毎日料理をしています」と夫。
ダイニングは好きなものを集めてくつろげるスペースに。調理や配膳に便利なレイアウトです。
リビングの窓辺に収納付きのベンチを造りつけて、バルコニーを眺めながらリラックス。
子どもが小さい現在はリビングを広く使い、ワークスペースやピアノコーナーをつくりました。
リビングとは開口でつながる寝室。廊下側はカーテンを用いて落ち着いた空間に。間取り変更の際にも手軽に切り替えることができます。
玄関からまっすぐ伸びる廊下に、洗面台を設置。木とタイルでモロッカンテイストに。
壁の凸凹をなくしたことで、玄関を入るとリビングまで視線が通ります。
玄関の右手は、シューズインクローゼット＆ウォークスルークローゼット。
まるでショップのように整ったクローゼット。オープンなので湿気もたまらず快適。
正面にある脱衣室との動線もスムーズで、着替えや家事がラクに。
脱衣室の中にもオープン棚の収納を壁いっぱいに造りつけました。
カラフルな壁紙が印象的なトイレ空間。ペーパーはあえて見せる収納に。
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リノベりす編集部コメント
あらかじめ木の柱を立てておくというユニークなプランに驚きました。こんな風にフレキシブルな間取りだと、子どもの成長とともに家も成長していきそうですね。既製の新築マンションには無い、中古×リノベの魅力にあふれています。