21/08/18 10:00 投稿
1位は「ヒュッゲの演出で心地よい家」|リノベーションランキング(2021年7月)
リノベのトレンド
2021年7月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。今回は暮らしの中心となるリビングをぐんと広げたリノベーションが1位と2位にランクイン。無印良品の収納ですっきり片付いた事例にも注目が集まりました。
1位:広々リビングで、ヒュッゲな時間を心地よく過ごす家[ゼロリノベ]
第1位は、デンマークのヒュッゲをコンセプトにしたマンションリノベーション。ほぼ正方形の4LDKをスケルトンにして、家族もゲストもくつろげる広いリビングや、カフェのようなダイニングがある間取りに再構築しました。
ワークスペースを組み込んだリビングは約20畳。大判の床タイルや壁、左官仕上げの天井を少しずつ色味の違うグレーが彩り、温かみのある木の質感と調和してヒュッゲの世界観をつくり上げています。ひと続きのダイニングキッチンは北欧らしいサンドブルーの壁色に。デザイン家電や観葉植物がセンスのよい日常を感じさせます。
2位:廊下やキッチンの一部を省いて子ども部屋を増やす [エキップ(equip)]
いま住んでいる家の部屋数を増やし、子ども達それぞれに個室をつくったリノベーションが第2位。LDKと個室の配置はそのまま活かし、廊下などを部屋に取り込んで2人分の個室を確保。
キッチンスペースをスリム化して部屋の線引きを少しずつ変えることで、リビングを広くとっています。壁に囲まれていたキッチンには室内窓を新設。玄関からキッチン、リビングまで風の流れが生まれるとともに、昼間も真っ暗だった玄関でも間接的に外光の明るさを感じることができます。また浴室、洗面室のレイアウト変更により、水まわりの使い勝手も向上しました。
3位:シンプルで機能的!アイデア満載のMUJI収納 [空間社]
第3位は、無印良品の家具を巧みに使ってリノベーションした住まい。リビングには「スタッキングシェルフ」、「スチールユニットシェルフ」、リノベ向き商品MUJI INFILL 0の「アルミ製框引き戸」、さらにダイニングテーブルの足元には「組み合わせて使える木製収納」を配し、シンプルで機能的な収納をプランしています。
キッチンはサンワカンパニー「MUJI+KITCHEN」のステンレスユニット。タモ材の作業テーブル兼ダイニングテーブルをはじめ、ウォークインクローゼットや洗面脱衣室も「MUJIサイズ」で揃えることで、部屋がすっきり片付いています。
4位:間仕切りを曖昧にし、光と風が通り抜ける住まいに [古谷野工務店]
四季折々の眺めが楽しめる大きな窓が特徴のマンション。部屋の隅にあったキッチンを窓寄りにすることで、一段と見晴らしのよい住まいに生まれ変わっています。
間取りはリビングを中心に半透明の間仕切りや両サイドがオープンな壁で仕切り、光と風の道をつくるプラン。それぞれが連続しているので、開放感を存分に味わえます。屋外の緑と呼応するかのように、内装にはカリンやマコレの突板、オーク材など表情豊かな自然素材をたっぷり使用。新たに造作した壁や棚と既存のものがしっくりと馴染み、統一感のあるインテリアになっています。
5位:生活や家事の動きがスムーズになる3つの回遊動線 [スタイル工房]
スペース同士をつなげ、ぐるぐる回れる「回遊動線」を3つの場所に取り入れたリノベーション。
1つは玄関とLDKで、リビングドアのほかコート類を掛けながらウォークインクローゼット経由の動線をつくっています。もう1つは、キッズスペースと将来の子ども部屋にあり、それぞれがLDKとつながって安心感のある動線に。さらにもう1つは、朝の身支度などで渋滞しがちな水まわりで、こちらは家事のスピードアップにも貢献しています。水まわりは"三角形"の変形スペースですが、家電用の棚やパントリーを設けて無駄なく使い切っています。
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