22/03/11 13:00 投稿
1位は「レンガ壁がアメリカンな大人インダストリアルスタイル」|リノベーションランキング(2022年2月)
リノベのトレンド
2022年2月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。今月は資産形成も考えて中古購入+リノベに踏み切った事例、ヴィンテージやインダストリアルを取り入れたリノベーションに注目が集まりました。
1位:家の中の目につく場所を、思い切ってクラシカルなレンガ壁に[SHUKEN Re(シュウケンアールイー) ]
第1位は、アメリカの東海岸をイメージしたマンションリノベーション。そろそろ資産として家を持ちたい、それならお気に入りの空間にしたいと考えた夫妻は、中古物件の購入+リノベーションを選択しました。
圧迫感のあった梁はなるべく取り払い、天井の高いアメリカンなスタイルに。さらに床をヘリンボーン張りにすることで、ヴィンテージ感もプラスしています。ワンルームのLDKでひと際存在感を放っているのは、ボストンのクラシカルな街並みを再現したレンガ壁。当初の計画にはなく最後の最後にリクエストしたもので、来客時にも目を引くおしゃれな空間を演出しています。
株式会社SHUKEN Re:林美樹さん
2位:インダストリアルデザインの住まいに家族が集う[空間社]
子どもが大きくなっても、家族が一緒に過ごせる住まいが第2位。
キッチンは明るくコミュニケーションが取りやすいオープンタイプに変更し、リビングには学習机を置くスペースを確保。デスクライトやPC用のコンセントを設け、親の目が届く場所で勉強ができる準備をしています。
また個室が必要な時期になっても、お互いの気配が自然に感じられるように子ども部屋とリビングの間に大きな室内窓をつくりました。
インテリアは「木×ブラック×無骨」のクールなスタイルに。木の素材感を活かしながら、アイアンやステンレスなどインダストリアルなアイテムを織り交ぜて、好みのスタイルをつくり上げています。
3位:古い素材感が際立つ、本格ヴィンテージインテリア[スタイル工房 ]
第3位は、人生の転機をきっかけに、住環境も大きく変えたリノベーション事例。
新たな暮らしを楽しもうと購入したのは、リフォーム済みのヴィンテージマンション。再度リノベーションすることで、好みの内装に加え、設備や配管の交換による安心感も手に入れています。
インテリアは、オールドオークのフローリングや、かすれた感じの塗装などで「使い込まれたユーズド感のある雰囲気」を表現。仕切りをなくして完全なワンルームに変えた部屋は、置き家具でゾーニングするとともに、むき出しの躯体に足場板やレンガと異なる素材を使い、メリハリをもたせています。
4位:資産価値も視野に入れつつ、憧れのホテルのような空間に[マイリノbyグローバルベイス]
結婚を機にマイホーム購入を考え始め、セミナーに参加した夫妻。家を買うことのメリットデメリットが分かったところで、物件探しをスタートし、立地や広さなど環境が良く、資産価値もあるマンションを購入しました。
めざしたのは、海外旅行で訪れたホテルのような住まい。できるだけ壁や扉を減らし、LDKと寝室は視覚的にはつながる透明なカラーガラスで仕切っています。
コンパクトなアイランドキッチンは艶やかなステンレス製で、床には大判の大理石タイルを採用。贅沢で非日常的な佇まいが、ホテルライクな住まいとなりました。
5位:モノの収納場所をリノベーションでアップデート[錬(れん) ]
第5位は「個室は3つも必要ない」と部屋数を減らし、収納スペースを十分にとったリノベーション。
部屋はLDKと寝室のみで、リビングの一角にもロフトのような収納をプラス。上部は畳敷きにすることでゴロンと横になれる第2のリビングになり、下部は壁いっぱいに棚を設けて細々とした日用品を機能的にしまっています。
キッチンは吊り戸棚をオープンにする、背面の棚を可動式にするなど使いやすくアレンジ。
また玄関側にあった2部屋を天井までフル活用したウォークインクローゼットに変え、広げた玄関土間にはシューズクローゼットを新たに設けています。
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