この金額でどこまでできる?|<予算別>戸建てリノベーション

リノベーション・ゼミナール

リノベーションをしてみたいけど、いくらでどこまでできるのかが分からない……と悩んでいる人は少なくないでしょう。そこで今回は、リノベーションでできることを予算別に見ていきます。
延床面積30坪の木造2階建てのケースで考えてみました。金額は①800万円 ②1,500万円 ③2,000万円 ④2,500万円以上〜の4パターンです。

※こちらの記事は、2020年11月の初回掲載より内容を更新しています。

【一戸建て編①】:800万円で設備交換と全体的な内装の張り替えができる

800万円の予算でできる一戸建てのリノベーションは、浴室・洗面所・トイレ・給湯器などの設備交換と全体的な内装材(床・壁・天井)の張り替えなどです。

設備はメーカー既製品の標準クラス、内装は新建材と呼ばれる塩ビクロスや合板フローリングが中心となります。

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【一戸建て編②】:1,500万円で設備交換、全体的な内装の一新に加え、部分的な間取り変更ができる

予算1,500万円あれば、居室や廊下などの内装材の張り替えに加え、LDKや隣接する部屋を一体化する部分的な間取り変更、設備交換などの内部全体的な検討が可能になります。

あるいは、室内は間取り変更せずに内装・設備の一新にとどめ、外壁の塗り替えやサイディングの張り替え、屋根材の取り替えといった外装の更新を実施するという選択も可能です。

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【一戸建て編③】:2,000万円で内・外部のフルリノベーションが実現

2,000万円の予算なら、設備・内装の一新にプラスアルファの間取り変更、外装の更新も可能になります。

新耐震基準(1981年6月確認申請以降)の一戸建てであれば、ほぼフルリノベーションが実現できる金額です。あるいは既存をうまく活かしてコストダウンし、門や塀などの外構を一新するという選択肢もあるでしょう。

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【一戸建て編④】:2,500万円以上なら耐震・断熱リノベーションや二世帯住宅化が可能に

予算が2,500万円以上あれば、内外装の更新はもちろん、耐震補強や壁・窓の断熱、サッシの交換や間取り変更などひと通りのリノベーションが可能です。

また、ご両親との同居に伴う、二世帯住宅化リノベーションも可能です。

一見、建て替えるのとさほど変わらない金額ですが、法規制の関係で再建築ができなかったり、建て替えると延床面積が小さくなってしまうケース、あるいは親族から受け継いだ大切な家といった事情がある場合は2,500万円以上かけてリノベーションすることもあります。

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【一戸建て編】:予算ごとの「できること」一覧表

上記のできることを表にしたものが以下です。条件やリフォーム会社などによって異なってくる場合もありますので、目安としてご覧ください。

【一戸建てリノベーション】予算別「できること」一覧

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