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リノベーションの費用感、間取り/壁/床などでどう変わる?

リノベーション費用、これいくら?

「リノベーション費用、これいくら?」の「リノベーションの費用感、間取り/壁/床などでどう変わる?」

リノベーションの価格はわかりにくく、会社によっても項目にばらつきがあったりと様々です。今回はマンションリノベーションの事例をもとに、特にコストがかかる項目や注意が必要なポイントについて、解説していきます!

※価格は様々な条件で大きく変動しますので、あくまで参考としてお考えください

 

コスト解説するのはこちらの事例⇒明るい光に包まれるリビングがある家 (設計・施工:スタイル工房) 
 

 
 

【間取り】

 

理想の住まいづくりに最も大切なのが、間取りです。

一番リーズナブルになるのは間取り変更をしないこと。とはいえ、それでは使いにくい!という方は既存の壁をできるだけ利用しながら、間取りの計画ができれば、コストのバランスが取りやすくなります。その理由は、壁を壊す箇所が増えると解体費用が、新しく壁を作ると大工工事の金額が増してくるからです。そのため、間取りのコスト感はこのようになります。

 

≪間取りのコスト感≫

間取り変更なし<一部の間取り変更(水まわりの移動なし)<一部の間取り変更(水まわりの移動あり)<フルスケルトン

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間取り変更をしているリノベーションの場合、その費用は工事費の7~8割程度を占めてきます。こちらの事例では、設備などの配置や間取りを大きく変え、内装はリーズナブルにまとめています。

 

 

 

【内装① 床】

 

お部屋の印象を大きく変える、床材。様々な種類がありますが、ここではこの事例にも使われているフローリングに絞ってご説明します。

 

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こちらの事例で使われているのは、パインの無垢材。節の表情が豊かで、空気を含む率が高いので柔らかく足触りもあたたかいフローリングです。

 

こちらを無垢ではない合板のプリントフローリングのリーズナブルなものにした場合は、大工さんが貼る手間代なども押さえられるので、合計15万円ほどコストを抑えられることもできます。逆にオーク材やウォールナット材など、別の無垢材を使用した場合は価格がアップします。目安は10~30万円程度。

他にも床暖房対応品の材料にしたり、貼り方をヘリンボーンなど凝ったものにしていくと、さらに価格が上がってきます。

 

≪フローリング材料のコスト感≫

合板シート(遮音材付)<パイン無垢材<合板突板(遮音材付)<オーク無垢材<床暖房対応品<ウォールナット無垢材<変わり貼り等

 

もちろん、お部屋の広さによっても価格差はかなり異なりますので注意してくださいね。

 

 

 

【内装② 壁や天井】

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こちらの物件では、グリーンの塗装のリビング壁がアクセントになっています。

壁や床の材料には、クロス、塗装、木貼、漆喰や珪藻土などの左官壁の種類があります。壁材は施工の手間がかかるもの程、価格が上がるイメージです。

 

≪壁天井材のコスト感≫

クロス(白)<クロス(カラーや素材系)<塗装<左官壁<木貼

 

 
 

【住器設備】

 

一番金額が上がりやすいのが住器設備の工事。キッチンやお風呂、トイレ、洗面台などの商品です。ショールームへ行って見積もりすると、どんどん良いものがほしくなって、上がってしまいがち。

 

メーカー毎に、様々なグレードの商品があります。例えばトイレなら、一番上のグレードでは座ると音楽が鳴ったりするものも。ユニットバスなどは、同じグレードの商品の中でもシリーズが異なるだけで定価で10万ほど価格が違う場合もあります。本当に必要な機能を考えながら選んでいくことがおすすめです。

 

キッチンも、様々な選択肢があり迷ってしまいますが、コスト感は下のような感じに。扉のグレードや造作の場合は引き出しの多さや材料でもかなり変化するのであくまでも目安とお考え下さい。

 

≪キッチンのコスト感≫

メーカーキッチン<造作キッチン(シンプルなもの)<メーカーキッチン(ハイグレード)<造作キッチン(引き出し等多いもの)<高級オーダーキッチンメーカー

 

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こちらの物件では、住器設備にはこだわらず機能がシンプルかつリーズナブルなものを選んでいるので、かかっている費用はキッチン、洗面、ユニットバス、トイレの合計(工事費含む)で100万円程度という感じでしょうか。

 

 

 

【建具工事】

 

意外にお金がかかるのが、建具の工事。どんな建具を使うかによって、価格の差があります。開き方では、引き戸より開き戸のほうがリーズナブルですが、使い勝手が大切な箇所なので、開け放しておきたい部分は引き戸にしておくのがおすすめ。

 

≪建具のコスト感≫

既存建具<既存建具を塗装<既製品<造作(フラッシュ戸)<造作(框戸)

 

建具は既製品でも1本5万くらい、造作の框戸で装飾のあるようなものは15~20万円かかります。こちらのお宅でも建具は4本。メインの扉は造作の框戸でガラス入りのもの、他は既製品のシンプルなものでコーディネートしています。
 
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玄関横のWICのように、収納の扉など不要なところは思い切って建具をなくして、カーテン等で隠してしまうのもコストダウンの技です。

 

 

【そのほかにも・・・コストコントロールのコツ】

 

ここにあげたもの以外にも、給排水設備やガスや電気の工事、塗装やタイルの工事、そして設計・デザイン料など、ひとつひとつの積み重ねが合計の工事費になっています。現在コストに悩んでいる人はひとつひとつ優先順位をつけて精査していくのも良いですし、専門家へやりたい金額を伝えてどこをどう下げたら良いかなど提案してもらって決めていっても良いと思います。

 

そして、これからリノベーションを考えている人は自分たちがこだわりたいところ、理想の住まいの実現にとって大切なところをよく考えて、優先順位をつけておくことが、コストが膨れ上がるのを防ぐコツです!事前準備をしっかりして、賢く理想の住まいを手に入れましょう!

 
 
参考:明るい光に包まれるリビングがある家 (設計・施工:スタイル工房) 

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