23/10/18 10:00 投稿
キッチン用語集(キッチンのレイアウト)|リノベで必ず役立つ!打ち合わせがスムーズになる!
リノベーション・ゼミナール
さまざまなパーツや設備で構成されるキッチン。ライフスタイルに合ったキッチンを手に入れるために、最低限知っておきたい用語をわかりやすく解説します。打ち合わせがぐっとスムーズに進むこと間違いなし!
「リライフプラス vol.47」掲載
text: atsuko tanaka
教えてくれた人 塩田直子さん(EKREAキッチンコーディネーター)
EKREAキッチンショールーム
東京都文京区大塚3-1-10 ラ・ネージュ小石川1F
telephone*03・5940・4450
https://ekrea.jp/
空間の広さはもちろん、どんな作業をすることが多いかをリアルに想像して決めたいレイアウト。できるだけムダな動きの少ない、快適な動線にしたいもの
アイランド
キッチンを壁から離し、島のように独立させるスタイル。開放感たっぷりで周囲をくるりと回れるレイアウトに憧れる人も多いようです。
「家族やゲストと交流しやすく、調理する人が孤立しないのは利点。ただしある程度のスペースが必要なのと、カウンターが丸見えになるので、使いこなせるか心配する方も…。アイランドキッチンはとても人気がありますが、日々の作業を想像し、自分や家族にとってストレスの少ないキッチンを実現することが大切です」(塩田さん)
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ペニンシュラ
壁から半島(ペニンシュラ)のように突き出して設置されているのがペニンシュラ型。アイランドのようにオープンでありつつ、左右どちらか側を壁に寄せたキッチンです。
「アイランドは通路を左右に設けるためにどうしても広さが必要なので、間取り的にペニンシュラに落ち着くお客さまも多いです。加熱機器などの前だけを壁で覆ってセミオープンにすることもできます」(塩田さん)
Ⅱ型
シンクとコンロのキャビネットを平行に設置するレイアウトで、セパレートキッチンとも呼ばれます。作業効率がよく、収納スペースを確保しやすいのがメリット。
「間口の狭い間取りでも、作業台や収納スペースをしっかり確保できます。また、コンロを壁側に向けることでリビングへの油煙の拡散を防ぐことができます」(塩田さん)
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壁づけ(Ⅰ型)
壁面に沿って設置する壁づけキッチンは、有効にスペースを使えるレイアウト。
「以前は壁づけがスタンダードでした。収納も多く取れるので、私は使いやすいレイアウトだと思います。家族とのコミュニケーションが取りにくいことを心配する方もいますが、例えばキッチンとダイニングテーブルの間に小さめの作業台を加えるなどすれば作業効率が上がるうえ、家族とも向き合いやすくなります」(塩田さん)
壁づけは比較的費用を抑えやすいのもメリット。
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