17/05/03 10:00 投稿
学ぶも遊ぶも楽しんで!こどもがすくすく育つワザあり!リノベーション
リノベのトレンド
子供の誕生や成長がリノベーションを考えるきっかけになった人は多いのではないでしょうか?実際に子どもとの暮らしを楽しめるよう工夫されている事例はたくさんあります。単純に「かわいい子供部屋を作る」「子供が楽しめる仕掛けを作る」だけでなく、何かと忙しい子育て中の家事効率をあげるための生活動線の工夫、安全性に配慮された家作りなど、パパ、ママにもメリットのある子育てリノベーションという新しい考え方がトレンドになってきているようです。
あえて間仕切りをつけないことで、子どもたちが家中を自由に駆け回れる住まい
奥様の育った団地内の物件をリノベーションされたKさんファミリー。2人のお子様が自由自在に家の中で遊びまわれてどこにいても家族の気配が感じられるよう、間仕切りは一切つけないデザインを採用されています。その変わり、床の素材感や高さを変えたり、壁の色をスペース毎に変えることで自然と意識が切り替わるよう、たくさんの工夫が盛り込まれています。
さらにキッチンと水回りを一列に配置し、ファミリークローゼットをLDKに取り込むなど、家事の時短にもしっかりと配慮。子どもたちにもパパとママにもうれしい住まいになりました。
手触り、肌触りが五感を癒す、無垢材にこだわった大黒柱のある家
大黒柱を中心に無垢の木材をふんだんに使用し、一見マンションとは思えないつくりのOさんのお宅。大黒柱はログハウスにも使われる直径24センチの杉丸太。床は無垢のパイン材、壁は植物100%和紙壁で目にもカラダにもやさしい住まいです。和室と一体とし大空間となったLDKの中心にある杉の大黒柱はお子様も大好き。よじのぼったり、まわりをかけ回ったり、遊び友達のような存在です。
また、元気いっぱいの子供たちを見ながら家事ができるよう、キッチンの壁を取り払い対面式のアイランドキッチンに変更。ママの守備範囲も広がりました。
遊び心がいっぱい!ボルダリング壁とロフトのある家
大人でもついワクワクしてしましそうなクライミングスペースのあるこちらのお宅。ご両親が住まわれていた築39年の木造戸建て住宅を住み継ぐためにリノベーションされました。奥様が料理教室をされていることもあり、LDKは広々とした空間に。さらに隣接する和室も教室の間は託児スペースとして使えるよう、リビングとの間はオープンにしています。 ボルダリング壁が設置されているのは2階のフリースペース。天井高をいかし、ロフトも設置されています。ロフトの天井は低いですが、お子様には秘密基地のような場所に。登ったり、もぐったり、かけ回ったり、家の中で十分遊べる理想の住まいです。
安全性にも配慮して、可変性のある空間作りが光る子育てリノベ
窓からの光がナチュラルな空間に気持ちよく差し込むかわいらしい子供部屋。お兄ちゃんが小学校にあがるタイミングで子供たちが過ごすスペースを見直そうと、木造在来工法2階建て住宅の2階部分を全面改装されました。
元は細かく部屋が分かれているだけでなく、2階にいると1階の様子が全くわからず、お子様達も不安がってなかなか2階へ足がむかなかったそう。そこで、間仕切りをすべて取り払い、1つの大きな空間とし明るく開放的な雰囲気に。さらに、1階とのつながりを持たせるため、階段のまわりに畳1畳分の吹き抜けを設けました。たったこれだけのことで、家族の気配が感じられ、お子様にも、パパとママにも安心な住まいになりました。まだ階段の上り下りがおぼつかないお子様のために手摺りもしっかり用意。事故防止にもしっかりと配慮されています。また、今は大きな一つの空間の子供部屋を兄妹で仲良く使用していますが、成長に合わせ部屋を2つに分けられるよう、5年後を見据えた「下地」つくりもにも対応。
家族のコミュニケーションがふくらむ、いきいきとした住まい
リビングの中心にある黒板壁が家族をつなげるポイントになっている、Oさんの家。大きな黒板壁は家族への伝言板としても便利な上、壁いっぱいにお絵かきできることから子どもたちも大喜び。デザインと家族のコミュニケーションが両立できたアイデアです。また、LDKは各部屋の段差を解消し、フラットにつなげることで面積以上の広がりを感じるように。子供たちがつまづく心配もなくなりました。
Oさん一家はリノベーションならではの楽しみをふんだんに取り入れ、「自分たちで作った住まい」という想いのこもった家づくりに成功しています。例えば、玄関土間の壁は家族みんなでペイントし、家族で作った作品のような存在に。子供部屋のアクセントクロスの色は子供たちが選んだ淡いラベンダーの色。自分達のリクエストが採用できるのもリノベーションの楽しみです。
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リノベりす編集部コメント
多彩な間取りの工夫や、子供のワクワクが伝わるような仕掛けは見ていても楽しく、参考になりますね。子供との暮らしをしっかりと見つめ、通常の家づくりの概念を飛び越えて、使いやすさにこだわったスタイルは新しい住まいのカタチとなっていきそうです。リノベーションをすることで、家族で過ごす時間やコミュニケーションが増えるのはとても素敵なことだと思います。子供たちがすくすく成長していく子育てリノベ、今後も注目です!