仕事コーナーに快適動線！ ゆったりLDKの心地よい家

Oさん夫妻の新居は、JR青梅線・中神駅が最寄り駅のマンション。多摩地区の“新宿”ともいうべき立川まで3駅と近く、6階の居室からは奥多摩の山々が見渡せ、遠くに富士山もくっきり。まさに、ちょい郊外を感じさせる環境だ。実はこのマンションの別の階には、妻の実家がある。夫妻は結婚後しばらく実家に近い賃貸マンションに住み、最近になって「住宅ローンを組むなら今が低金利で、年齢的にも考えどき」とマンションの購入を検討した。

「友人がリノベーションで理想的な空間をつくったのを見て、中古物件を探すことにしました」と夫妻は振り返る。このエリアで、ガーデニングや野菜づくりを楽しめる広いルーフバルコニーつき、できれば南向きという条件で物件を探し、何軒目かで出会ったのがたまたま実家のマンションだったという。

“動線マニア”の夫が快適な間取りを考案！

「北と東西が開けた角部屋で、南は壁面。でも3方からの採光で十分明るく、周囲は低い建物ばかりなので眺望も素晴らしい。妻の実家が下の階にあるのも何かと安心なので、購入を決めました」（夫）。妻はイラストレーターで、自宅が仕事場。専有面積約68㎡の中、独立した仕事部屋を設けることは難しく、ゆったりとしたLDKに取り込むプランとし、仕事をしながら家事もこなせる位置関係に。さらに妻から“動線マニア”と言われるほど効率的な動線を考えるのが好きな夫は、LDKを軸に、水回りや玄関、寝室に行き来しやすく、帰宅後も快適な動線を考案。リノベーションを依頼したアズ建設と検討を重ね、実現に至った。

アズ建設は妻がネットで見つけ、施工力の高さや、施主施工にも協力的である点に魅力を感じたという。「仕事と家事がはかどって動きやすいばかりか、ふと外を見ればのどかな風景が広がり、癒されます」（妻）。「都心の職場から帰ってくるとホッとして、週末が楽しみ。今後はルーフバルコニーをデッキ仕立てにするのが課題かな」（夫）。

撮影／遠藤宏

【設計・施工　アズ建設】技術力の高さに定評、ライフスタイルに合わせたこだわりの詰まったリノベーションを提供この会社のプロフィールページを見る