2世帯同居をきっかけに実家をリノベーション。気品漂うグレーインテリアの住まい
フリーキスワークス (設計・施工)
インテリアは依頼先のフリーキスワークスにお任せ。梁や巾木など施工に必要な部材も「デザインとして楽しむ」のがフリーキスワークス流です。グレーをベースにして白を効果的に使うことでメリハリのある上品な住まいになりました。
DATA
ユーモア溢れる自由な発想を家づくりに
変化した家族構成にぴったり合う間取りに
実家のマンションに、2世帯で同居することになったKさんファミリー。78㎡のマンションは、親世帯と子世帯の4人家族にとって十分な広さでしたが、和室が二間あったり水まわりが使いにくかったりと、間取りには不満な点がありました。
これからの生活を考えると全面的なリノベーションは必須だと考え、設計・施工をフリーキスワークスに依頼。さまざまな不便や不具合を改善し、暮らしに合った住まいに再構築しました。
開放感あふれる、ひと続きのLDK。対面式のキッチンは、調理しながら会話を楽しめるようオープンタイプに。綿密な現地調査によって、フラットな床のままキッチンの移動が実現しました。
必要な梁や巾木のデザイン性を高める
インテリアはグレーを基調とした、すっきりと透明感のあるスタイル。フリーキスワークスの世界観が好みだったKさんは、素材のセレクトや色のバランスなどすべて任せることにしました。
床と壁の境目にある巾木には極めて薄いものをセレクト。撤去できない梁はグレーと白のクロスで張り分けるなど、施工する上で外すことのできないものは「デザインとして楽しむ」のがフリーキスワークスならではの工夫。暮らしに合わせて造作したものも多くありますが、手頃な建材を調達するなど工夫することで、コストダウンにも配慮しました。 「美しく品のあるリノベ空間を叶えることができました」とKさん。間取りの不満を解消したスタイリッシュな住まいで、父と子どもと愛犬とともに快適な暮らしを始めています。
そのままだと目立ってしまう大きな梁は、グレーと白のクロスで遊び心をプラス。キッチン側は腰壁の色と合わせて、統一感のあるインテリアをつくり上げています。
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飾りすぎないシンプルなペンダント照明と窓際の間接照明。光の美しさを大切にした空間です。
キッチンとダイニングの背面には、異素材ミックスのオープン棚を設置。日常的に使うものをおしゃれに並べて。
キッチンはシンプルで動きやすいI型を選択。必要な物をすぐ取り出せる広いパントリーも便利。
玄関もグレーを基調にしてすっきりと落ち着いた空間に。収納や手すりなど機能面も充実させています。
洗面室は天井までの高さをフル活用し、限られたスペースを有効的に使いました。
素材やデザインを吟味した、ホテルライクなコーディネート。ニッチ収納ですっきりした印象に。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：フロアタイル
壁：クロス、タイル
天井：クロス
建具：ノッポ／サンワカンパニー
INSTRUMENTS
キッチン：TOTO
浴室：TOTO
洗面台：造作＋サンワカンパニー
トイレ：TOTO
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リノベりす編集部コメント
落ち着いた淡いグレーが印象に残る住まい。2色使いの梁や白い巾木がシンプルな空間のアクセントになっています。段差のないオープンキッチンは作業がしやすく、子どもや親にも安心ですね。