自分の家だから、自分の手で。DIYを駆使した戸建リノベーション
GLADDEN(グラデン) (設計・施工)
DATA
間取り図
海外に倣った「暮らしを楽しむ空間」を提供
「できるだけDIYしたい」とスタートした3階建てリノベーション
リノベーションする前提で3階建ての中古戸建を購入した施主夫婦。もともとDIYが趣味だったため、リノベーションにおいても「できるだけ自分たちの手でやってみたい」と考えていました。そこで、子ども部屋となる3階は業者に頼らず、全て施主自身によるDIYでリノベーション。1階と2階も、設計施工を依頼したGLADDENにバックアップしてもらいながら、壁やキッチンなど大きな建具の取り付けから自転車を吊り下げる金具といった細かいところまで、可能な限りDIYで仕上げています。ドアや引き出しの取っ手などディテールのデザインにも気を抜かずに、「自分たちらしさ」にこだわって作りあげた理想の家です。
ドアや仕切りにガラス窓をとり入れ、視線が抜ける明るい住まいに
1階と2階は広がりのある空間を目指し、間取りを変更しました。1階は玄関の壁を取り払い、廊下をなくして、そのぶんエントランスとLDKにゆとりをもたせています。2階は壁を一部取り払って仕切りを斜めに取り付け、広いアトリエとセミクローズドの書斎スペースをもうけました。壁一面を黒板塗料でペイントしたアトリエは、妻が開催している英語教室や工作教室の会場として使っています。
ドアや仕切りにガラス窓をはめ込んでいるので、仕切りながらも視線が抜ける開放感のあるつくりに。インテリアは、清潔感あふれる白をベースに、木をふんだんにつかってぬくもりを演出し、差し色に黒を使って空間を引き締め、シックにまとめました。
MATERIAL
壁:サブウェイタイル(キッチン一部、洗面室一部)黒板壁(アトリエ一部)
リノベりす編集部コメント
住まいのすみずみにまでこだわりが見え、家づくりに対する施主の愛情が感じられる素敵な住まいですね。もし少々仕上がりにムラがあっても、それさえ愛しく思えるのが手づくりのいいところ。DIYを快く受け入れてくれる施工業者を選ぶのもDIYリノベーションの重要ポイントです。