ヴィンテージスタイルと眺望を楽しむ、居心地抜群のマンションリノベーション
ハコリノベ (設計・施工)
料理をしながら海が感じられる、対面式のオープンキッチン。ダイニングとの位置関係は、作業動線がスムーズなサイドキッチンスタイルに。
DATA
間取り図
時間がたつほど好きになる。そんなお気に入りの「ハコ」をつくる
風合いのある素材をイメージ通りにコーディネート
海が一望できる、築45年のマンションを購入した夫妻。手持ちの家具やポスターが似合う空間をめざして、フルリノベーションしました。
さりげなく置かれたオリジナリティのある家具や照明、そして壁面に並ぶギターやたくさんのCD。ブルックリンスタイルを思わせる住まいは、愛着のあるものが暮らしの中に美しく溶け込んでいます。思い描いていたイメージを形にするため、床、壁、天井などの内装材も厳選。オーク無垢材のフローリング、ブリックタイル、モルタル、コンクリートと、素材感たっぷりに仕上げました。また建具には古い足場板を使ってアクセントに。ワークスペースの間仕切り壁は、白いエイジング塗装を施しています。
玄関から部屋に入ってすぐ目に留まるテレビ側の壁面を、表情豊かなブリックタイル張りに。
お互いのライフスタイルを大切に
夫妻のライフスタイルに合わせて、部屋の配置も再構成。バルコニーに面してリビングと和室に分かれていた既存の間取りは、壁を取り払ってオープンなLDKに変更しました。リビングの一角には夫のワークスペース兼ベッドコーナーを配置して、古材を張った腰壁でゆるやかに分割。隣接するウォークインクローゼットとは、扉のない開口部でつなげています。
ウォークインクローゼットを挟んだスペースを、ソファやテーブルを並べた妻の部屋に。独立しているので2人の生活時間が異なる日でも、ゆったりくつろぐ時間がもてます。程よい距離感の間取りで、お互いのライフスタイルや趣味を尊重しながら暮らせる住まいになりました。
味わい深い木目の腰壁はワークスペース、インダストリアルなモルタルの腰壁はキッチンをそれぞれ仕切っています。
そのほかの画像を見る
内装も家具も、使い込まれたような風合いのものをセレクト。何年も暮らしているような居心地のよさです。
存在感のあるテーブルを置いて、ダイニングコーナーをかっこよくコーディネート。
骨太なモルタルが、ヴィンテージインテリアにぴったりマッチしています。レンジフードや照明の黒を効かせて。
夫のワークスペース兼ベッドコーナー。素材感のあるロッカーがポイントに。
程よい高さの壁によって作業に集中できますが、完全な個室ではないので、LDKの気配は常に感じられます。
リビングの窓際には室内用の物干しポールを設置。雨の日でも安心して干すことができます。
玄関横にある妻のプライベートルーム。ソファやファブリックで、リラックスした雰囲気に。
玄関にはオープンな靴入れを造作。お気に入りの靴をディスプレイ収納しています。
ブルーのタイルが印象的な洗面脱衣室。味わいのあるドアは足場板を加工したもの。
壁の2色使いで、日常的な空間であるトイレのイメージを一新しました。
MATERIAL
床：オーク無垢フローリングUV塗装
壁：ビニールクロス、モルタル、タイル（リビング・キッチン・サニタリー）
この事例のリノベーション会社情報をみる
ハコリノベ
中心価格帯
対応エリア
リノベりす編集部コメント
仕上げ素材や家具が一体となって、かっこいいインテリアになっています。好きなものと一緒に、楽しく暮らせる住まいですね。お互いの生活を大切にした間取りも、素敵なアイデアだと思いました。