リノベ済みマンションの不満を解消!家事を楽しくこなせる住まいに
夢工房 (設計・施工)
DATA
間取り図
自然と暮らす、やさしい住まい
理想的なオープンキッチンとファミリークローゼットをプラスして
7~8年前、リノベーション済みマンションを購入し、家族4人で暮らしてきたSさん。子どもが成長するにしたがい、使いにくいと感じるところも出てきたのだそう。住み替えをするか、今の家をリノベーションするかと悩んだ結果、住み慣れた環境を変えずに済むリノベーションを選びました。
これまでの生活で不満に思っていたのは、料理や片付けをしているときに家族の様子が分かりにくいクローズ型のキッチン。そこで位置を大幅に動かし、対面のオープンタイプに変更しました。もともとキッチンだったところは、家族みんなのものがまとめて収納できるファミリークローゼットに。既存の収納用品や棚を使い、天井までの高さを有効活用しています。
自然素材の調湿機能で居心地のよい部屋に
南側のバルコニーに加えて各部屋に窓があるにもかかわらず、湿気がこもりやすく、リノベーション前にはカビが発生した部屋も。そこで水まわり以外のすべての部屋に、調湿性に優れたドイツ生まれの紙クロスを張り、特に気になる北側の部屋やクローゼットは、天井を珪藻土で仕上げています。さらに家じゅうの床をクルミの無垢材に。夏はサラっと素足に気持ちよく、冬は温かく過ごせるようになりました。
さまざまな自然素材に囲まれた空間ですが、当初は使うことは考えていなかったというSさん。夢工房のショールームで無垢材の心地よさにめざめ、楽しみながら選んでいったのだそう。「ようやく見つけたものなので、とても気に入っています」と満足げに語っています。
MATERIAL
床:クルミ材
壁・天井:オガファーザー、珪藻土、一部クロス
INSTRUMENTS
キッチン:リクシル
リノベりす編集部コメント
親子の会話が弾むオープンキッチンや広々としたファミリークローゼットをつくったことで、家事動線がスムーズになり家事の時短にもつながっています。子どもがもう少し大きくなったら、たくさんお手伝いしてくれそうですね。