ミュージアムのような白い空間を、回遊性のある間取りにリノベーション
ゼロリノベ (設計・施工)
DATA
間取り図
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
子どもの誕生を機に、理想のエリアで中古リノベを決意
約50平米の賃貸住宅に暮らしていた夫妻。子どもが生まれるタイミングだったこともあり、部屋の広さや近隣の音が気になっていました。環境のよい賃貸住宅への引っ越しも検討しましたが、リノベーションして暮らしている友人の家に遊びに行ったことをきっかけに、マイホーム購入を決意。その友人の紹介で、ゼロリノベに物件探しから設計・施工まで依頼することにしました。
物件探しは難航しましが、ようやく出会ったのは妻の実家や夫の会社にも行きやすいエリアのマンション。評判のよい幼稚園が近くにあることや、そのマンションに住んでいる知人の話が決め手となって購入に踏み切ったのだそう。ファイナンシャルプランナーと月々の支払いなどの相談ができたことも、購入の後押しになりました。
オープンで暮らしやすい、シンプルな白い箱
細かく分かれていた間取りは、壁を取り払ってオープンなLDKとベッドルームに再構築。アートが並ぶ現代美術館のような、直線的で白い壁に囲まれた「箱っぽい感じ」をイメージしています。家全体を白でまとめて極力シンプルに。家具や雑貨、植物をバランスよく配置し、自分たちらしさをプラスしました。
リビングに浮かぶ白い箱のような空間は家族の寝室。リビングと書斎の2か所に開口があり、光と風と視線が抜けるようになっています。また、アイランドキッチンからパントリー、洗濯機、洗面台までの動線をつなげ、行き止まりなくぐるりと行き来できように。生活動線が重なりにくくなり、ストレスなく暮らしているそうです。
ビフォー・アフター
INSTRUMENTS
キッチン:造作
リノベりす編集部コメント
シンプルな空間にナチュラルな家具で味わいを添えています。存在感がでるキッチンも白いものを選び、壁と同化させることで、空間全体がすっきりしていますね。飾る収納やインテリア雑貨、観葉植物などがよく映えています。