リノベーションで叶える、北欧のヒュッゲな暮らし
ゼロリノベ (設計・施工)
DATA
間取り図
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
デンマーク家具からスタートした心地よい生活空間
数年前からデンマークの家具に魅力を感じ、少しずつ買い揃えてきた施主夫妻。マイホームとして選んだ中古物件のリノベーションでも、デンマークの「ヒュッゲのようなスタイル」をテーマにしました。物件は妻の実家に近く、静かな環境のマンションの一室。当初は通勤に便利なエリアで探していましたが、将来子どもが生まれた時のことを考え、範囲を広げて見つけたのだそう。
リノベーションにあたり希望したのは、20畳以上のリビング。「とにかく広くて開放感のある」空間で、ゲストを招いたり子どもが遊んだりする暮らしをイメージしていました。そこでほぼ正方形の4LDKを一旦スケルトンにして間取りを一新。リビング、ダイニング、キッチン、ワークスペースがゆったりと配された一室空間をつくっています。
モノトーンと木色の洗練されたミックススタイル
広々としたLDKの内装は、都会的なモノトーンに木の温かみを取り入れたデザイン。床はグレー、壁はグレイッシュな白、天井は左官仕上げを活かした淡いグレーと落ち着きのあるインテリアです。大きな面積を占める床材は「塩ビタイルか木のフローリングか最後まで悩みました」と夫妻。家具を引き立たせたいという思いから大判のタイルに決めました。
一方キッチンは北欧らしいサンドブルーのアクセントウォールを採用。オープン棚のこだわって集めた黒い家電がポイントになり、柔らかい色合いを引き締めてモダンな雰囲気に。対面キッチンのリビング側は夫妻でグレーに塗装し、床壁天井にしっくり馴染ませています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:タイル(LDK)
リノベりす編集部コメント
大きな窓から自然光が入り、オープンで居心地のよいLDKですね。グレーを基調とした広い空間に、自然の色使いやシンプルなデザインが特徴のデンマーク家具が映えています。見せるところと隠すところのメリハリを効かせることで、快適な空間になっていると思います。