グラフテクトのキッチンと土間リビングの調和。シック&ラフをバランスよく配したマンションリノベ
ゼロリノベ (設計・施工)
DATA
間取り図
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
土間リビングで縦方向にも広がりを
それぞれが1人暮らしで使用していた家具を結婚後も使用していた施主夫妻。結婚して2年が経ち、家具にもこだわったお気に入りの空間で暮らしたいと住宅購入に乗り出しました。
新築マンションや戸建ても検討しましたが、好きなように間取りを変更できるリノベーションに魅力を感じ、リノベ会社を探すことに。
物件探しから施工までは、Instagramで見つけたゼロリノベに依頼。セミナーに参加し、会社の「住宅ローンにしばられない余白のある住まい」というコンセプトに共感できたことが決め手となったそう。
購入を決めたマンションは66㎡の3LDK。昔ながらの間取りを、できるだけ広がりを感じられる空間に再構築しました。
和室の一部を取り込んで広げたLDKは、リビングスペースを土間にすることで天井高を確保。対面ではあったものの小さな開口でダイニングとつながっていたキッチンは、壁を取り払いオープンに。風通しよく明るい空間となりました。
グラフテクトのキッチンがインテリアの中心
LDKでひと際存在感を放っているのはグラフテクトのキッチンカウンター。生活感が出ないシックなデザインが気に入り、夫妻が新居にぜひ取り入れたいと考えていたものです。
LDKのインテリアは、このキッチンに馴染むものをチョイスしてコーディネート。コンクリート現しにした梁やブラックのライティングレールが空間を引き締め、インダストリアルな雰囲気を感じる洗練された空間となりました。
施主夫妻のもう一つの希望は衣類がたくさん収納できるウォークインクローゼットを作ること。そこで、玄関横の洋室をまるっと変更して大容量のウォークインクローゼットに。玄関土間~WIC~洗面室~廊下と回遊動線を取り入れたことで帰宅後の移動がラクになりました。
また、窓があることで風のめぐりもよくなり湿気のこもりにくい空間に。洗面室の引き戸を閉めておけば来客があった際にもプライベートな場所を見せない動線となっています。
INSTRUMENTS
キッチン:グラフテクト
リノベりす編集部コメント
リビングを一段下げただけで、不思議と寛ぎ感が高くなっているように感じますね。開放的な玄関ホールや便利な裏動線など、ストレスフリーな住まいになっていると思います。