20/05/17 12:00 投稿
1位は「築34年の古い実家が甦る」|リノベーションランキング(2020年4月)
リノベのトレンド
2020年4月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。
今回は、間取りに重点を置いた戸建て住宅のリノベーションや、子どもや夫婦、家族みんなが一緒に楽しい時間を過ごせる家に注目が集まりました。
1位:古い実家のデメリットを大胆なアイデアですべて解決! [スタイル工房 ]
第1位は、築34年のRC造5階建てを受け継ぎ、アイデアいっぱいに間取りから内装までリノベーションした事例です。
駐車場や屋上を除いた2・3・4階を暮らしやすくするため、2つあったドアを1か所に集約。独立していた部屋を内階段でつなぎ、建物全体をひとつの住まいとして再生しました。部屋数を減らし、生活も家事もスムーズな動線を考えて、ゆったりした間取りに変更。
寒さ対策として、外壁のウレタン吹き付けやガイナ仕上げ、床には遮熱塗装を施しています。室内の仕上げは、レッドパインなどの天然素材にガラスやタイルを添えたナチュラルテイストに。
スタイル工房 コーディネートプランナー 鈴木 奈々子さん
知人が多く集まるということもあり、玄関に靴が並びやすいよう框(かまち)のデザインも工夫しています。
また3FをLDK、4Fを寝室及びユニットバスなどの水まわりというプライベートスペースとパブリックスペースを階ごとにわけ暮らしの動線、住みやすさを考慮した間取りとなりました。 内装は好きな色やデザインをふんだんに使い、お客様らしいおうちに仕上がっています。
2位:黒板塗料とハンモックで、子どもも大人も楽しい家に [G-FLAT(ジーフラット)]
家族だんらんの広いリビングダイニング・家事がしやすい間取り・家族が楽しい家、と3つの希望をすべて叶えた戸建てリノベーションが第2位。
独立型のキッチンを大きく移動し、1階の半分以上をひと続きのLDKとする間取りに改修。リビング横にオープンなキッズスペースを配置することで、さらに広がりを感じる空間になりました。
またキッチンに洗面室と物干しスペースをつなげて家事ラクも実現。キッズスペースやキッチンカウンターの壁を黒板塗料で仕上げたり、リビングにハンモックを吊るしたりして、住まいに遊び心と楽しさをプラスしています。
3位:太陽を呼び込んで、朝時間を心地よく過ごす [ゼロリノベ ]
第3位は、「朝を丁寧に贅沢に」をテーマにしたリノベーション。共働きで平日は一緒に過ごす時間が取りにくいため、朝の時間を基準にした物件探しから始めています。
出会ったのは、ルーフバルコニーがあり明るい朝日が差し込むマンション。大きな窓がある場所に寝室をレイアウトし、ガラスの間仕切りで囲むことで、リビングダイニングの光も楽しめるようにしています。
インテリアは、大好きなニューヨークを感じるスタイルに。シンプルモダンを意識しながら、書斎にロイヤルブルーの壁を使うなど、自分らしさがぎゅっと詰まった空間になりました。
4位:一面の窓と構造体の凸凹をなくして、室内に落ち着きを [エキップ(equip)]
あえて窓一面をふさぎ、落ち着きのある住まいにリノベーション。低層マンションで3面採光の空間は、屋外の喧噪が気になったり家具の配置が難しかったりするもの。そこで窓を壁にして、程よくこもり感のあるリビングにつくり変えました。
目立っていた柱や梁はできるだけフラットに施工。キッチン収納を、移動できない梁に合わせて造作するなど、インテリアに馴染ませる工夫も施しています。
間取りは4LDKから2LDKへ。まだ小さい子どもの様子が見守れるよう、対面式キッチンを取り入れ、リビングの一角には可変性のあるキッズスペースを設けました。
5位:室内窓でつながる広々リビングと子ども部屋
無機質な素材と、流木や無垢材の自然素材をセンスよくコーディネートした住まい。
キッチンとダイニングテーブルにはモールテックスを使い、すぐ横のパイプスペースの柱は古材を張って雰囲気よく。それらの素材と、集めてきたヴィンテージ家具が調和して、統一感のある心地よいインテリアになっています。
スケルトンからのリノベーションで、オープンキッチンを中心に広々としたLDKを実現し、リビングに隣接する子ども部屋とは室内窓でつなぎました。
また玄関土間を広げ、自転車置き場やウォークインクローゼットを確保しています。
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