19/03/03 20:00 投稿
リノベの個性はキッチンカウンターにあり!
リノベのトレンド
意外な場所に個性的な素材を使用しているリノベーション事例をよく目にするようになりました。それはズバリ、キッチンのカウンター面。面積が小さい分、思い切った素材や色が楽しめる場所になっているようです。家はシンプルにまとめたいけれど、どこかであそび心を入れたいなと思ってる方にはちょうどいいスペースなのかもしれません。
今回は、キッチンカウンターをインテリアのアクセントとして上手く取り入れている事例をご紹介します。
クラフト感のあるOSB合板でダイナミックに!
ラフなヴィンテージ感あふれるSさんの家。床にはヴィンテージ加工のアカシア無垢フローリング、パントリーの収納扉にはラワン材と表情の異なる木を使っています。そのなかでも目をひくのがOSB合板が張られたキッチンのカウンター面。OSB合板は本来、構造用として見えない部分に使う板材。白・黒・茶で構成されたシンプルなインテリアが、クラフト感のあるOSB合板でグッとビターな印象に。また、画鋲の後が目立ちにくいのも特徴で、子どもが描いた絵を飾っておくギャラリースペースとしても楽しめます。
ナチュラルだけど存在感は抜群!杉の年輪パネル
シンプルな中に、木の素材や張り方に変化をつけ優しい色味でまとめたリノベーション。「キッチンの腰壁には木を張りたい」という妻の要望から、nu(エヌ・ユー)リノベーションのデザイナーが提案したのは、なんと杉の年輪をパネルを張り込むというプラン。目新しい提案でしたが、打ち合わせで見たときに「斬新さが気に入ってしまいました」とFさん夫妻。
色合いや質感は他の建具と揃えてはいるものの、年輪の存在感は抜群でナチュラルなLDKの中でも目をひきます。キッチンは既存のものを使用していますが、まるで造作したかのような仕上がりになりました。
光を通すガラスブロックで軽やかに
「結構好きなようにできるんだなぁ」とリノベ―ションの可能性に目覚めたYさん夫妻。馴染みの街でみつけた2LDKのマンションを思い切ってワンルーム化。家の中心にあるのはワイドなオープンキッチン。キッチンカウンターには大胆にガラスブロックを使用しました。これは「どこかでガラスブロックを使いたい」という妻の希望から生まれたもの。キッチンカウンターとしてはかなり珍しいデザインですが、インパクトのある黄色の壁に負けない存在感で空間に溶け込んでいます。
カウンターと高さを揃えたワークスペースのテーブルや本棚には木を使用しているため、キッチンのガラスブロックが視覚的に”抜け”となり、軽やかな印象に。
個性的なタイルを張って、暮らしのアクセントに
築25年の戸建て住宅のリノベーション。壁付けだったキッチンを対面に変更したことで、家事をしながら家族とコミュニケーションがとりやすくなりました。カウンター面には妻が好きだという青のタイルを張り、ナチュラルな空間を美しく彩っています。部分的に絵柄が浮き出ているタイルを使用したことで見た目にも楽しく、個性的なキッチンカウンターに。上品な色合いは妻の友人にも好評なのだそう。
カウンターの一部にはお気に入りの雑貨を飾れるニッチを造作。ちょっとしたスペースですが、日々の暮らしの中で、飾って見て楽しむ場所になりました。
手軽にインダストリアルを楽しめるコンクリートブロック
「男前リノベーション」がテーマのこちらの事例。クールな印象のステンレスキッチンをぐるりと取り込んでいるのは、なんとコンクリートブロック。黒い大きなリビングドアやのこぎりカットのフローリングなど、全体にラフな印象のインテリアの中で、一層無骨さを演出しています。それでも冷たい印象にならないのは天井に木を張っているため。コンクリートの硬質さと木の柔らかな素材感が絶妙なバランスで成り立っています。
カウンターには木のテーブルをつけて、軽食を食べたり、友人が来たときにはお酒を飲んだりと何かと便利なスペースに。
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リノベりす編集部コメント
キッチンカウンターを個性的な素材にするだけで、部屋全体の印象が大きく変わるのがわかりますね。DIYでも楽しめそうなスペースなので、インテリアにちょっと物足りなさを感じていたら「もしカウンターが〇〇だったら・・・?」と想像してみると意外なアイデアが浮かんでくるかもしれません。