オープンキッチンで心地よいLDKを叶えたスケルトンリノベーション
アレックス (設計・施工)
対面式のL型キッチンはCUCINAのオーダーメイド。いつでも家族の顔が見えるので、キッチンからのコミュニケーションも広がります。キッチン側からは手が届きにくいコーナー部分には、ダイニングから使えるワインセラーを組み込んでいます。
DATA
間取り図
美しく幸せな空間を多くの人に創造する
間取りから住宅性能まですべてを一新
夫妻と子ども2人の4人家族が暮らしているのは100平米のマンション。築30年を過ぎ、水まわりなど設備の老朽化が気になっていたことに加え、断熱性を高めてより住みやすくしたいという思いもあったのでリノベーションに踏み切ることに。
収納スペースを充実させることや子ども部屋を2つに分ける希望もあったため、躯体以外をいったんすべて取り払い、新たな間取りにつくり変えるスケルトンリノベーションを選択。日当たりのよいLDKを中心に、広々とした心地よい団らんの家に生まれ変わりました。とりわけ独立していたキッチンをオープンな対面型に変えたことで、調理しながらでも家族と会話がはずみます。
大理石のアクセントウォールが目を引くリビングは、フロートタイプのテレビボードと壁掛けテレビですっきりレイアウトに。大きな窓には複層ガラスのインナーサッシを取りつけて断熱効果を。
モダンで快適！オリジナルデザインのL型キッチン
正面の窓から明るい光が入り、気持ちのよいオープンキッチンはCUCINAのオーダーメイド。ホワイトカラーにウォールナットのブラウンが映え、存在感のあるシックな佇まいです。美しいガラス扉とステンレスのライン取っ手を組み合わせてシャープなデザインに。ダイニング側にはワインセラーやオープン棚を盛り込み、コンロや食洗機など最新の機器を取り入れて機能面でも大満足のキッチンになっています。
キッチンとつながるリビングダイニングにはウォールナットの床材を敷き詰め、重厚感のある大理石や多彩な表情をもつタイルを壁にあしらいました。間接照明やペンダントライトを印象的に使い、シンプルでモダンな空間をつくり上げています。
奥行きのあるフラットカウンターなので収納たっぷり。生活感の漂うものを上手に隠してくつろぎ感をアップ。
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キッチンカラーは素材の特徴を引き立たせるホワイトに。さりげない存在感が魅力です。
リクシルのタッチレス水栓を採用。両手がふさがっていても水を出したり止めたりできます。
手が届きにくいL型キッチンのコーナー部分にはEuroCaveのワインセラーを組み込みました。
造作の食器棚はカトラリーも収納できる引出し付き。インテリアに馴染むようホワイト×ウォールナットに。
リビングに隣接する夫の書斎。本や書類などもスッキリ収納できる、ゆとりのスペースです。
在来工法の浴室からLIXILのユニットバスに変更。やわらかい木目調でリラックスできる空間に。
CUCINAのホテルライクな洗面台。白いカウンターはイタリア産大理石のビアンコカララです。
洗面室の壁や床はグレーのタイル張り。テクスチャーの違いがモダンな空間を演出しています。
朝の身支度タイムは洗面所が混雑するので、トイレでもメイクができるように大きな鏡とカウンターを設置。
玄関に奥行きをもたせるため天井までのミラーを取り付けています。壁と床はデザイン違いのベージュのタイルでニュアンスを。
フロートタイプの靴入れに間接照明を組み込みスタイリッシュな印象に。
主寝室のウォークインクローゼットは二列型に。子ども部屋にもクローゼットを増やしています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：ウォールナット突板（LDK）、タイル（洗面所）
壁：大理石（リビング）、タイル（LDK・洗面所・玄関）
INSTRUMENTS
キッチン：CUCINA（水栓：LIXIL・ワインセラー：EuroCave）
浴室：LIXIL（SPAGE）
洗面：CUCINA
トイレ：LIXIL（サティス）
トイレ手洗い：LIXIL（キャパシア）
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リノベりす編集部コメント
キッチンを始めとする設備の劣化は、今住んでいる家を改修しようかな？と思うきっかけになることが多いですよね。こちらのリノベーションは機器交換だけでなく間取りやレイアウトも一新することで、心地よく暮らせる住まいが実現しています。