すっきり快適なワンルームリノベで、暮らしをコンパクトに!
FILE(ファイル) (設計)
DATA
自社工場でつくる家具やオリジナルキッチンなども人気。デザインや素材だけでなく思いも大切に空間をつくり上げる
娘のリノベに触発されて、長年暮らしてきた住まいを改修
ひとり暮らしのHさん。閑静な住宅地に建つマンションに結婚後ずっと暮らしてきましたが、娘が巣立ち夫が他界してからは「空間もモノも多すぎる」と感じていたのだそう。そんな時、隣に住んでいる娘がリノベーションすることになり、打ち合わせに同席。自宅も思いきって変えたいという気持ちが芽生えてきました。
ともすれば1人では広すぎる160平米の空間は、半分を住居スペース、残り半分を娘家族やゲストが使うというプランに改修。壁を取り払い、普段Kさんが生活するスペースは、ワンルームをパーティションで仕切ったような贅沢なシングル仕様に生まれ変わっています。
家にいる時間が長くなった今だからこそ、心地よく整えて
ひと続きの空間でまず目に入るのは、さまざまな形の椅子。どの時間帯でも日当たりのよい場所で過ごせるよう配置が工夫されています。また座る場所によって部屋の見え方が変わるので、その日の気分で好きな椅子を選ぶことも。愛犬と一緒に座ったり寝転んだりして、長くなったおうち時間を楽しんでいます。
メインの生活空間をコンパクトにまとめ、ワンルームの生活を満喫しているHさん。リノベーションをきっかけに、持ち物をずいぶん減らしたのだといいます。暮らし始めてからは「机やカウンターにモノを置きっぱなしにしない」ことを心掛けるなど、すっきり片づいた余白のある空間をキープしています。
MATERIAL
床:コルクタイル
リノベりす編集部コメント
現在のライフスタイルをもとに、ワンルームの中に動線をプランしているので、暮らしやすさが格段にアップしていると思います。白を基調にしたインテリアがエレガントですね。