人生の転換期のリノベーションで、憧れのインテリアを実現!
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自社工場でつくる家具やオリジナルキッチンなども人気。デザインや素材だけでなく思いも大切に空間をつくり上げる
暮らしの質を高める、1階の間取り変更
子どもが巣立ったあと「自分たちが心地よく過ごせる空間にしたい」と、長年暮らしてきた戸建てのリノベーションを決意したOさん。家族団らんや来客をもてなす場所となる、リビングダイニングを中心に、1階の間取りや内装を一新することにしました。
もとの間取りは、廊下とLDKに和室が連なる一般的なものでしたが、壁を取り払い、ひと続きのリビングダイニングとアイランドキッチンを配置。さらに「自分のプライベートな空間が欲しい」という妻のリクエストに応えてワークルームをつくりました。オープンな和室をなくしたことでリビングは狭くなったものの、視界の抜け感があり、気持ちのよい空間になっています。
白をベースとした、シンプルなモノトーン空間に
海外のようなモノトーンのインテリアに憧れて、白を基調にした部屋にコーディネートした夫妻。床の色を濃いグレー、壁や天井は明るいグレーと白を選び、室内ドアや家具、キッチンの扉も白で統一しました。さらに随所に白いモールディングを施し、ペンダントライトやダイニングチェアなど黒いアイテムをアクセントにしています。
「夫はリビングで機嫌よく過ごす時間が増えました。私はおしゃれも楽しくなり、自分と家を整えることに喜びを感じています」と満足そうに語る妻。間取りもインテリアもとことん追求したことが、心地よい暮らしにつながっています。
リノベりす編集部コメント
これからの暮らしが楽しみになるリノベーションです。美しくコーディネートされた住まいは、どのコーナーも絵になりますね。ひとりで自由に使えるワークルームも居心地がよさそうです。