変化する暮らしにフィットした3LDK。海を感じるインテリアにスケルトンリノベーション
フレッシュハウス (設計・施工)
海に近い立地なので、湿気に強いテラコッタタイルを使って心地よい空間に。LDKの一角にある夫妻の寝室は、将来子どもが独立したら扉を撤去して広く使う予定です。
DATA
間取り図
確実に重ね続けたリフォーム実績をもとに、住まいにもっとも大切な要素を取り入れる。
キッチンをオープンにした明るく開放的な空間
水まわり設備の老朽化をきっかけに、子どもの成長とともに変化してきた生活に合う家にしたいと考えるようになった施主ファミリー。リノベーションで希望したのは、中学生になった娘の個室を含む3人分の子ども部屋や、サーフボードを手入れする広い土間のある間取り。
また、ロンハーマンカフェやモアナサーフライダーホテルのようなインテリアも叶えたいと思っていたので、思い切って躯体以外をすべて取り去り、新たな間取りと内装につくり変えることにしました。
キッチンの隣りには、夫妻の寝室をレイアウト。現在は引き戸と室内窓で間仕切りしていますが、将来子どもが独立した時などにはLDKに組み込めるようにしています。
キッチンはL型のクローズドからII型のオープンに変更。キッチン側から家族の様子に目を配りやすく、お手伝いもスムーズです。
南の窓からキッチンまで光や風が届くよう、室内窓を設置。造作のカウンターデスクと本棚で、ワークスペースとしても活用。
テラコッタタイル＆漆喰で爽やかなテイストに
海が近いことから、内装材は湿気を考慮した素材をセレクト。床には湿気を吸わずサラっとした足触りのテラコッタタイルを使いました。
シンプルな内装をベースにしながら、一目惚れして購入していたというスモーキーオレンジのクロスを寝室のアクセントに使用。キッチン・洗面室の壁とリビングドアは、海を想起させるブルーで彩りました。洗面台やキッチン収納、テレビ収納に加え、建具もほとんどを造作に。好みのデザインや使い勝手にすることで、家全体をトータルコーディネートしています。
リビングの壁一面を収納に。テレビ台を兼ねた3.5mのカウンター収納とルーバー扉のトール収納を組み合わせて、必要な物をすっきり収めています。
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コンロとシンクを分けたII型のオープンキッチン。パントリーと吊り戸で収納力もアップしました。
寝室はスモーキーオレンジのボタニカル調クロスがアクセント。夜は室内窓のシェードも下ろして光を遮ります。
洗面台とトール収納は造作に。広いカウンターや収納三面鏡、照明付きの鏡で、家族5人の身支度がスムーズに。
広い壁一面に、寝室と同じクロスを使用。床はメンテンス性を考慮し、テラコッタ風のフロアタイルを張りました。
INSTRUMENTS
キッチン：Panasonic
浴室：Panasonic
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リノベりす編集部コメント
スケルトンにして、部屋の区画を変えることで、現在の暮らしに合った住まいになっています。フレキシブルな寝室も魅力的だと思いました。カラフルな壁やテラコッタタイルなどによって家の中でも海辺の空気を感じますね。