チームワークで理想を叶えるリノベ。メゾネットマンションを異国情緒あふれる空間に
SHUKEN Re(シュウケンアールイー) (設計・施工)
テレビの配置を考え、あえてソファを置かない代わりにハンモックを設置。家族で取り合うリビングの特等席になっています。
DATA
間取り図
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
家族とSHUKEN Reとのチームワークでつくり上げた家
長女が社会人になる時期も近づき、夫の定年まで数年の結婚25年目でマイホームを購入する決意をしたTさん夫妻。普通の新築マンションではつまらなく感じてしまい、中古マンションを購入してリノベーションすることに。SHUKEN Re(シュウケンアールイー)のショールームを見て、依頼することを即決したのだそう。
夫妻と子ども3人という家族のなかで間取りや家のテイスト決めを一任されていた妻は、デザイナーと何度も話し合いを重ね、妥協することなく家づくりを進めていきました。「この家は担当デザイナーさんを中心にチームでつくりあげた家という実感があります。」と妻。SHUKEN Reを起点にして、壁紙やアンティーク家具専門店の担当者ともつながりを持ち、妻を中心とした家族と協力しながら全員の力で希望を実現していった住まいです。
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妻の書斎も兼ねている寝室は、家族の誰かがいつもいるお気に入りの場所。まるで海外のアパルトマンのような雰囲気。
愛着のある家具を中心に考えたダイニングキッチン
新婚時代に購入した食器棚、ダイニングテーブル、椅子は捨てず、これらの家具を活用してキッチンとダイニングをデザイン。既存家具のテイストに合わせた棚を造作し、より使い勝手のよいものにしました。新たに取り入れたいものは予算を考えて優先順位を明確にしたことで、本物のレンガを壁に使用できることに。柱を囲った広い範囲に張ったことで、ぱっと目を引く部屋のアクセントになっています。
もともとは独立した空間としてあったキッチンでしたが、「朝日が見える明るいキッチンで家族のごはんを作りたい。」という妻の要望から、場所を移動して東向きのオープンキッチンに。オープンにしたことで、日の光を感じながらダイニングにいる家族との会話も弾む開放的な空間になっています。
躯体現しの天井が希望でしたが、目立つ汚れがあったため木目板を張ることに。キッチンのテイストとマッチしたものを選んでいるので、まとまりのある空間になっています。
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もとはキッチンだった場所を、下はウォークインクローゼット、上はロフトの寝室に。各部屋の収納が少ない分、この場所に家族全員のものを片づけられるようになっています。
ブルーの壁紙がアクセントになっている寝室。「色があるおかげでお気に入りの家具が映える気がします。」と妻。手持ちの家具との相性がよい空間になっています。
洗面所には夫のこだわりも反映。ダークグリーンの床は「清潔感のある床がいい」という夫のリクエストに妻が応えて選んだもの。
海辺で集めた流木が映える緑の多いバルコニー。朝は妻のひとり時間に、夜は夫の晩酌の場所にと、家族が思い思いの時間を過ごせるようになりました。
玄関には妻の実家にあった思い出の仙台箪笥を取り入れました。シューズクローゼットには扉をつけずいつでも目に入るようにすることで、しまわれたきり使われない靴がなくなったのだそう。
プロデュース会社：howzlife(ハウズライフ)の事例情報は、母体会社SHUKEN Re(シュウケンアールイー)へ統合いたしました。
MATERIAL
壁：レンガ（リビングダイニング）、タイル（洗面所）、アクセントクロス（寝室）
天井：躯体現し（リビングダイニング）
INSTRUMENTS
キッチン：造作棚
洗面：造作収納棚
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リノベりす編集部コメント
妻が中心となった家族だけでなく、この家に携わった全ての人たちのチームワークで完成した家ですね。独立した長女も「早くこの家に帰りたい。」と思える、居心地のいい家になりました。