杭州のマンションをリモートメインで全面リノベ。既存とオリジナルデザインを融合して住まいを最適化!
H2DO一級建築士事務所 (設計)


オリジナルデザインの家具によって無駄のない美しい空間に。収納量だけでなく、ディスプレイ収納する場所もしっかり確保しています。
DATA
間取り図

紹介サービス アドバイザー:加藤さんのコメント
お客さまは設計料の上限イメージや渡航や滞在の費用は別途お支払いいただける旨など費用面での条件を事前にはっきり提示してくださったので、建築家さん側にも対応の可否を判断していただきやすく、結果的に3社ご相談先候補として提案いたしました。
そのなかでも久保さんは廈門市の会社からの依頼で福建省に建てるホテルの設計のお仕事をされたことがあり、また中国語対応ができる元スタッフさんにもご協力いただけるということで、ぴったりのご相談先だと感じました。
オンラインでのお打ち合わせとプレゼンテーションでご依頼が決まり、その後久保さんも杭州市へ足を運んでいただいたそうです。
造作家具が多く、細部までお客様のこだわりを詰め込んだ久保さんらしい素敵な事例の完成を嬉しく思っております。
個性や価値観など目に見えないものを大事にした家づくり
メゾネットの最上階を自分好みに再構築
中国の浙江省杭州市にある新築マンションのリノベーション。8階建ての7-8階メゾネットマンションで、最上階のため採光も風通しも抜群な住まいです。
施主夫妻は「新築マンションでありながら、インテリアを自分好みにし、快適で豊かな住空間を得たい」と、間取りや内装を一新することを決意。施工は中国国内の会社で進めたいが、設計は日本の建築家にお願いしたいと、SUVACO(スバコ)の「専門家紹介サービス」に相談。複数人提案されたなかから、デザイン性や過去に中国での実績があることなどが決め手となり、H2DO一級建築士事務所に依頼することにしました。
希望したのは、「自然で合理的な動線と個々のプライバシーの確保し、収納やディスプレイスペースを増やした」間取り。
新築であることを最大限活かしながら、既存の間仕切りなどを上手に使い、新規の間仕切りや建具、家具を加えることで、オンラインでの打ち合わせをメインにしながらも、理想の間取りを叶えました。
ルーフバルコニーがある上階は家族で共有しつつ、個室のプライバシーが守られるつくりになっています。
収納を整えて生活動線をスムーズに
インテリアは、「明るくて透明性があり、自然素材を使った心地よい色合い」に。明るい木色やベージュ系の内装材をベースカラーとして使い、上質で洗練された空間に仕立てました。
収納もインテリアの一部として考え、空間に合ったオリジナルデザインの家具をそれぞれの部屋に造作。取り出しやすく戻しやすい収納を確保するだけでなく、好みとセンスを活かしてディスプレイ収納も楽しんでいます。
また、無駄なスペースをつくらない収納によって、住まい全体を最大限活用できるようになり、最適な生活動線を生み出しました。
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リノベりす編集部コメント
国外などの遠隔でも、コミュニケーションをしっかりとることができれば理想の住まいが実現するという実例ですね。国内でも「気になる専門家がいるけれど、所在地が遠方で…」「遠方の引っ越し先の住まいをリノベーションしてから住み替えたい」などさまざまな状況があり、気になるひとも多いのでは。設計と施工の依頼先を分けることが可能か?その2社のコミュニケーションはスムーズに進みそうか?設計者に現地を見てもらう交通費の負担は可能か?など条件を整理することで複雑な状況でも憧れの専門家に依頼できることも。困ったら、「リノベ会社紹介サービス」に相談を。