子育て環境の良さと、暮らしやすさのこだわりを詰め込んだ団地リノベ
ひかリノベ (設計・施工)
大きなカウンターキッチンが家の中心にある間取りは、妻のアイデア。打ち合わせにイメージをスケッチして持って行ったのだそう。
DATA
間取り図
物件・設計・施工管理のワンストップサービスと、その後もつづく安心を。
妻のイメージを形にした、カウンターキッチンが主役の住まい
「自然の中で子どもを遊ばせてあげたい」「日常生活に必要なものが近くにそろっている場所がいい」
その2つを譲れない条件として、家探しをスタートしたSさん夫妻は、最終的に団地リノベにたどり着きました。決め手となったのは、「窓の外に見える緑地の風景。都心のマンションにはない、のんびりとした空気感に惹かれました。」と夫妻が実感する、希望通りの環境が手に入りました。
妻が目指したのは、子どもが大きくなっても部屋にこもることがなく、家族が自然とリビングに集まる家。そのため間取りは、明るく広いLDKと寝室のみというシンプルな1LDKに。LDKには大きなカウンターキッチンを配し、そこを中心に回遊できるプランにしたことで、子どもがどこにいてもキッチンから様子を伺えるようになっています。
回遊できるⅡ型キッチンは、家電や食器類が見えないように、立ち上がりを高くする工夫をしています。
限りある広さの中でも、収納計画ですっきりと
アイランドキッチンは開放的で家族との距離を近く感じられることがメリットとなる一方、収納のつくり方によっては生活感が出やすくなるというデメリットも。そこで設計担当者は、手持ちのものと今後増えるであろう食器や調理器具の量を考慮した収納を計画。ワークトップ下と背面に2列のキャビネットを設け、外に調理器具や食器などがあふれないようプランニングしました。
玄関は、もともと和室の押し入れだった場所まで取り込み、広い土間とシューズインクローゼットに変更。家族の靴だけでなく、子どもの自転車まで収納できるほどの広さを確保しました。この小さい自転車を卒業したら、可動式の棚板を調節して、キャリーケースなどを収納できるよう設計。
「こういう細かい気づかいが、ひかリノベさんに頼んで良かったなと思います。」と夫妻。変化していくライフスタイルまで考慮してつくられた住まいです。
玄関横のシューズインクローゼットには、可動式の棚を設置。収納するものに合わせて高さを調整できるので便利。
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キッチンからも目線が届き、窓側の一面の採光を取り入れられたリビングは、ダイニングをキッチンカウンターにすることで十分なゆとりができました。
唯一の個室である和室は、布団を片づけることで寝室以外としても活用できるようにしています。
木のカウンターとベッセル(置き)型のボウルを組み合わせた、シンプルな洗面台。黒の床タイルが、空間を引き締めています。
洗面所の奥にあったトイレは、拡張して廊下から入れるよう設計。ペールグリーンのアクセントクロスに木のカウンターを合わせてナチュラルな雰囲気。
MATERIAL
床：タイル（洗面室、トイレ）、畳（寝室）
INSTRUMENTS
カウンターテーブル：造作
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リノベりす編集部コメント
あえて個室を増やさずに、いつでも家族がLDKに集えるようにできる、思い切った間取りが面白いですね。カウンターテーブル一体型のキッチンにしたことで、ダイニングテーブルを置かずに済むので、空間が有効活用できています。